7月7日に久々に「アニメレビュー勉強会」を開きました。2011年にスタートしてこれまでに5回やってきたんですが、昨年秋から半年以上間が空いてしまいました。
アニメレビュー勉強会というのはどういう会合かはこちらをご覧ください。この会合は、文章技を磨くだけでなく、実は、作品をよく読む(見る)ことのおもしろさを実感できる会合だったりします。
今回の参加者の感想はこちら。
というわけで次回も決めちゃいました。
開催11月24日(日)。申込み締切10月31日(木)。原稿締切11月11日(月)。お題は『ねらわれた学園』(2012年、中村亮介監督)です。参加料は1500円。
参加希望者はpersonap(atmark)gmail.comまで、件名「アニメレビュー勉強会参加希望」と書いてメールをお願いします。
メールには以下のこともお願いします。
1)名前(ハンドル名でも可)
2)緊急時連絡先(携帯電話・携帯メール等)
3)12:00の回もしくは15:00の回どちらを希望するか
4)夕方の懇親会の参加を希望するかしないか
※以前、参加された方は名前だけでOKです。
※懇親会は18:00前から近所の居酒屋で2時間ほどやります。
※緊急時連絡先は地震・台風などで急遽開催をやめる場合にご連絡するためのものです。
※一人の方が2コマ受けることはできません。人数が少なければ15時の回に統一する可能性もあります。
※各コマ定員20名です。定員がいっぱいになった場合、別コマへの変更をお願いするかもしれませんのでご了承ください。
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1.最近のお仕事紹介
2.今月のアニメビジネス・ニュースセレクション
3.「マルチアングル」こぼれ話
4.お蔵出し原稿
5.Q&A
6.次回予告
最近のお仕事紹介
1.講座『アニメを読む』
毎月第三土曜日18:00より朝日カルチャーセンター新宿教室で行っている講座です。13年からは『アニメ映画を読む』は『アニメを読む』に改題して、もう少し取り上げる幅を広げつつ続行します。7月期は、以下の通りです。
7月20日(土)『もののけ姫』
8月10日(土)『フリクリ』
※要注意 8月は第二土曜日に変更です※
9月21日(土)『メガゾーン23』
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=206952&userflg=0
2.講座『アニメの楽しみ』4月~6月期
4月から東急BEセミナーたまプラーザ校で講座『アニメの楽しみ』を始めます。予約がもう始ってます。時間は第三土曜日14:30~16:30。基本、過去に朝日カルチャーセンターで行った講義の再演ですが、当然細部はいろいろ変わってくると思います。聞き逃していた方、気になる方は是非。
ラインナップは以下の通りスタジオジブリずくし。『風立ちぬ』『かぐや姫』予習モードということです。
7月20日(土)『千と千尋の神隠し』
8月10日(土)『耳をすませば』
※要注意 8月は第二土曜日に変更です※
9月21日(土)『ホーホケキョ となりの山田くん』
http://www.tokyu-be.jp/seminar/2013070004EJ01001.html
3.SBS学苑『アニメ映画を読む』
SBS学苑パルシェ校で3カ月に1回開いている講座です。
7月28日(日)10:30~ 『千と千尋の神隠し』
申込:http://www.sbsgakuen.com/gak0130.asp?gakuno=2&kikanno=154327
4.『日本アニメ史-再発見-』
早稲田大学エクステンションセンターの講座です。
全5回(09/29, 10/06, 10/13, 10/20, 11/10)、いずれも13:00~15:00です。
※10/27、11/3は講座がありません
「アニメ」という言葉は'70年代にポピュラーになりました。では、その「アニメ」は何を指していて、その内実はどう変遷していったのか。そういう意味での「アニメ史」です。いちおう各回の講義予定は以下の通りですが、多少話題の前後というのはあるかもしれません。
第1回 アニメとは何か
「アニメ」という言葉の成立と、その言葉は何を指しているかを改めて考えます。
第2回 アニメは誰が作るのか
アニメを作っているのは誰なのか。世間がそれを認識する過程を追います。
第3回 アニメと「リアル」(1)『ハイジ』から『けいおん!』まで
アニメは「リアル」を求めて進化してきた。その歩みを検証 します。
第4回 アニメと「リアル」(2)『ハイジ』から『けいおん!』まで
アニメは「リアル」を求めて進化してきた。その歩みを検証します。
第5回 アニメの未来
ビジネスモデルの変遷とTVとの関係を中心にアニメの未来を予想します。
申込:http://www.extapl.waseda.jp/extension/ec/html/products/detail.php?product_id=&kaikou_nd=2013&class_cd=304707
5.『リトルウィッチアカデミア』ムック
8月発売予定の『リトルウィッチアカデミア』のムックを取材・執筆・構成しました。ライティングは川俣綾加さん、細川洋平さんが手伝ってくれました。ただこれトリガーさんの自費出版です。
本編BD(含む1時間のメイキング)+サントラCD+ムックという構成です。8月になんらかの手段で販売開始になると思いますので、トリガーさんのサイトとかをチェックしていただけると続報が入ると思います。
今月のアニメビジネス・ニュースセレクション
実際に配信で紹介したニュースだけでなく、候補にあがったものの紹介できなかったものも合せて掲載します。『リトルウィッチアカデミア』は、この後、kickstaterで続編制作のプロジェクトをスタートさせ、目標金額15万ドルを1日でクリアするという快挙を成し遂げましたね!
トリガー制作「リトル ウィッチ アカデミア」 英語版リリースへ LAでファンイベントも開催
イマジカ・ロボットHD 角川エディトリアルを子会社化 編集業務の人材事業進出
MFブックス誕生 30代~40代の新レーベル メディアファクトリーとフロンティアワークス共同企画
「ミュータントタートルズ」2014年春、国内TV放映開始予定 D.C.Tグッズ展開
松竹 直営劇場とシネコンMOVIXで高校生料金を1000円に引き下げ 4ヵ月限定
テレビ東京と講談社、日欧共同製作アニメーションに出資 「カリメロ」新TVシリーズ
国内玩具市場6730億円、前年比2.5%減 カードゲーム16.4%減で苦戦
ヒット・セールス賞は2年連続「変身ベルト DX」 日本おもちゃ大賞2013決まる
「マルチアングル」こぼれ話
「マルチアングル」はアニメーションの評論・研究を手がける土居伸彰さんを招いて、「アヌシー国際アニメーション映画祭レポート」をお送りしました。
配信中のコメントにもありましたが、僕も「名前だけは知っている」ぐらいだったので、アヌシーがどんな雰囲気でどんな評価を得ている映画祭なのか、土居さんの解説を聞いていろいろわかりました。
歴史的には、「商業的な枠組みとはまた違った考え方でアニメーションを評価し、アニメーション制作者たちの国際的な交流を図ること」を目的に、カンヌ映画祭から独立して1960年より始まったそうです。
今年のトピックは、