マックスむらいが旅に出ました。2月だったか3月だったか「旅に出たいんですよね」と言われて、おぅ、と思ったのですがどうやら本気であったらしく、その後、諸々の調整を経て沖縄へ旅立ってしまいました。

 率直に言ってびっくりしたんですが、行く前に色々話も聞いたんですよね。それはこういうブロマガとかで書く話じゃないし、まぁその辺の話は普通に黙っとけば……とか思っていたのですが、何の事はない、マックスむらい自身がブログに全部書いておりましたw

 日本縦断の旅の目的【本音】前半(マックスむらいの日本縦断ブログ)
 日本縦断の旅の目的【本音】後半(マックスむらいの日本縦断ブログ)

 特に前半ですよね。ゲームというジャンルから一度距離を置いてみたいというところ。生放送チームのゲームセクションで働いている僕からすれば「マジかよw」な話なわけですが、確かに年月を経て変化は僕にも感じられます。それはどちらかと言えばマックスむらい自身の変化ではなく、ゲーム動画業界の変化です。その昔はゲームの攻略というものに対して大きな需要があったのですが、昨今はプレイヤーの平均レベルが上がったからか、はたまた攻略情報の供給過多からか、攻略というものに対する需要が落ちているのを肌で感じます。

 実はゲームの攻略という需要は、大袈裟に言うならば『パズドラ』以前にはなかったと思います。『パズドラ』以前のゲーム業界、要はコンシューマー機ですけど、例えばRPGであったり、もしくはマリオに代表されるイースターエッグを探すアクションが王道であり、大きなシェアを占めていました。この頃のゲームって「こうすれば勝てる!」みたいな掘り下げ方をするゲームではないので、攻略という需要は少なかったわけです。で、その更に前、ファミコン時代にまで遡るとメトロイドヴァニアに代表されるアクションゲームが全盛期で、この頃だとゲームの難易度そのものが高かったので「こうすれば勝てる!」の攻略需要があったわけです。『パズドラ』は言うなればゲーマーに攻略需要を約25年ぶりに呼び起こしたゲームと言えるのではないでしょうか。

 話が長くなりましたが、そこの攻略というところにいち早く目をつけたのがAppBankだったわけです。なもんで、その広告塔である マックスむらい=攻略 というイメージが付いてしまうのは仕方ないとは思いますが、そもそも本人が100%望んでその立場になったわけではなく、成り行きで気がついたらその立場になっていたというのが実情でしょう。