xiongmao1960さん のコメント
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日本は報道の自由が限定されてきたことの対する国際社会の認識は広がっている。国境なき記者団の報道の自由度は世界の72番目である。
併せて、領土問題などに対し、学者など政府の政策追随が顕著で、これへの反対意見がほとんど聞かれない(見えない)状況にある。
この中、北欧の学者より、メールで問い合わせが来ました。
質問を紹介します。
1:領土問題等についてのあなたの見解で、あなたはどのような、政治的動機に基づく批判をうけましたか。
2:あなたは言葉上の批判以外に、脅迫、肉体的脅しに会いましたか
3:批判故に、貴方は見解発表の方法を何等かの形で変えましたか
4:領土問題に対してどうしてこんなにも多くの学者が無批判に政府の立場を支持していると思いますか。
5:多くの学者には政府の方針に従っていない場合どの様なリスクがありますか。
>フレディン タンさん
独島(竹島)も、確かに明治初年の日本政府は同島を朝鮮領だと認識していたようです。日本海軍は同島を日本水路誌ではなく朝鮮水路誌に入れていますし、そもそも同島のアシカ猟を計画した日本の実業家も、そう考えており、最初は事業のための同島の朝鮮王朝からの租借を日本政府に働きかけたと言います。風向きが変わったのは、日本海海戦の必要性からだと言います。
そもそも、江戸時代、日本で「竹島」と呼ばれていたのは鬱陵島であり、独島は「松島」と呼ばれていました。少なくとも、両島を一体のものと日本人が考えていたのは間違いありません。なお、有名な話、江戸幕府は「竹島」(鬱陵島)の領有主張放棄を表明しています。
「たかだか一島の利益のために、隣国との誼(よしみ)を失うなど、もってのほか」という江戸幕府の伝統を、日本政府も継いだらいいと思います。
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