日本は報道の自由が限定されてきたことの対する国際社会の認識は広がっている。国境なき記者団の報道の自由度は世界の72番目である。
併せて、領土問題などに対し、学者など政府の政策追随が顕著で、これへの反対意見がほとんど聞かれない(見えない)状況にある。
この中、北欧の学者より、メールで問い合わせが来ました。
質問を紹介します。
1:領土問題等についてのあなたの見解で、あなたはどのような、政治的動機に基づく批判をうけましたか。
2:あなたは言葉上の批判以外に、脅迫、肉体的脅しに会いましたか
3:批判故に、貴方は見解発表の方法を何等かの形で変えましたか
4:領土問題に対してどうしてこんなにも多くの学者が無批判に政府の立場を支持していると思いますか。
5:多くの学者には政府の方針に従っていない場合どの様なリスクがありますか。
コメント
コメントを書く>>13
確かに冷静に領土問題を他国と交渉することは必要です。ただ、孫崎先生が常日頃おっしゃっているのは北方領土と尖閣が関係国と円満解決されることは米国の利益を阻害するから米国は絶対認めないということなんです。私は孫崎先生の見解に賛同しているものです。野田の尖閣国有宣言は米国の意向に合致したものです。米国が最も恐れることは日中の友好が完成することです。完成すれば、米国権力のコア・ビジネスであるドルと兵器の独占販売が危うくなり、そうなれば、間違いなく米国はブラジル化するという恐れです。竹島は当時三国人として蔑まされた朝鮮民族の言わば戦利品みたいなものではないでしょうか。勿論、これは私の全くの私見。かなり前に日韓で竹島が議論されたとき日本側が歴史を持ち出したら、韓国側が「歴史を言うなら、竹島は返しましょう。その代わり対馬を下さい。歴史には対馬が朝鮮だと言う記録が沢山ありますから」と言われ話が中断して今に至っているらしいのです。
>>9
確かに、もはや東アジアは日本やアメリカが戦争を仕掛けたくても、仕掛けられるような状態ではありません。ただ、軍事費の増強による民生の圧迫、思想言論の抑圧、つまり日本戦時的状態に置いてしまうことは可能だと思います。その点、非常に暗い気分になるのですが、実際もうなっていると言っても過言ではないと思います。
>>6さん
おっしゃるとおりです。「尖閣は日本固有の領土」だと言いながら、「沖縄は日本固有の領土」とはアベさんだって言わない。意味するところは、少なくとも釣魚島(尖閣)は沖縄とは別物だと言うことです。
>>11
>フレディン タンさん
「尖閣は中国のものだと私は思います。」
全く、その通りだと思います。昭和19年、当時の大審院は釣魚島(尖閣)を沖縄ではなく、台湾の附属と判決しています。翌年に台湾が日本領でなくなることを見越さなかった判決と言えば、それまでですが、大審院がこのように判決した事実は変わりません。当然、台湾と一緒に放棄すべき対象です。
尖閣が沖縄の附属という主張は、そもそも事実に反します。
確かに、政府の領有主張に、日本共産党を初めとした野党、その他諸々の言論機関含め、ほとんど異を唱えない。北欧の学者でなくても、異様と言うほかはありません。
>>14
>フレディン タンさん
独島(竹島)も、確かに明治初年の日本政府は同島を朝鮮領だと認識していたようです。日本海軍は同島を日本水路誌ではなく朝鮮水路誌に入れていますし、そもそも同島のアシカ猟を計画した日本の実業家も、そう考えており、最初は事業のための同島の朝鮮王朝からの租借を日本政府に働きかけたと言います。風向きが変わったのは、日本海海戦の必要性からだと言います。
そもそも、江戸時代、日本で「竹島」と呼ばれていたのは鬱陵島であり、独島は「松島」と呼ばれていました。少なくとも、両島を一体のものと日本人が考えていたのは間違いありません。なお、有名な話、江戸幕府は「竹島」(鬱陵島)の領有主張放棄を表明しています。
「たかだか一島の利益のために、隣国との誼(よしみ)を失うなど、もってのほか」という江戸幕府の伝統を、日本政府も継いだらいいと思います。
>>21
コメント有難うございます。江戸幕府を評価されて嬉しいです。朝鮮と誼を交わした徳川家康を私は尊敬しています。
>>21
最後の2行、たかだか一島の利益のために、隣国との
よしみを失うなど,,,とありますが、わたしはよしみを
失うために、政府はあえて竹島の領有権問題を持ち出した
のではと疑っています。
わたしは若い頃からのそうとう熱心な新聞読みなのですが
冷戦中は日韓に竹島という領土係争地があるなどという
記事を読んだ覚えがありません。
領土問題といえば100% 「ソ連が不法に占拠している北方領土」
のことばかりでした。
日本政府は竹島の問題を国民が知ることをを意図的に抑えていた。
そのままにしておけばよかったものを冷戦終了とともに竹島を
クローズアップしたのではないかと疑っています。
韓国は冷戦終了後の「新たな敵」候補だったのではないかと
思います。
>>24
密約の内容を伏せておいて「知識はただしく持ちましょう」と言うのは如何なものか。あなただけが知っているとかいう密約の内容というのは何なのか教えて下さいな。そしてそれが日韓関係で現在起こっている日本にとって不満なことが何なのか述べてもらわないとあなたの文章の肝の部分が不鮮明となり中途半端になりはしませんかね。
「中学生」なら知らないのは無理もないが
竹島、なんて名前の島は冷戦中の日本人の
大半は知らなかったはず。
手近の「年寄り」にでも聞いてみてごらん。
わたしは知っていた、わたしの住む県には
竹島という名前の島があるので。
まぎらわしいな、と思ったものだった。
わたしは「中学生」と「議論」などしたつもりはないのだが。
わたしは、冷戦中には日本人の多くは韓国との間に領土を
めぐる係争があるなどとは知らなかった。
冷戦終了後に「敵」を失いたくない日本がことさらに問題化
したのではないかとの推測を書いただけ。
密約がどうのなどとは一言も書いてはいない。
物知りをひけらかしたい「中学生」に任せておくよ。
わたしを否定したいなら、「中学生」は冷戦中にも
日本人のほとんどは竹島問題を知っていたと主張
証明しなくては。
「密約」などとこけおどし語を引っ張り出す。
だから彼は中学生なのだ。