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Vol.37 DAIKIのセルフレポート
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長谷川穂積が語る「中谷潤人のここがスゴい」井上尚弥と対戦なら勝算は…? 那須川天心にも金言「僕も世界王者になるまで判定ばかりだった」
10月13、14日『Prime Video Boxing 10』2DAYSが開催されAmazon Prime Videoで配信されました。
2日間で7試合のボクシング世界タイトル戦が行われるビッグイベントです。
現在ボクシング軽量級は日本黄金時代。
スーパーバンタム級は井上尚弥チャンピオンが4団体統一王者が君臨し、バンタム級も全団体チャンピオンが日本人、その他フライ、ライトフライ級にも日本人チャンピオンがひしめくボクシング界軽量級は日本を中心に回ってます。
なのでさまざまな世界戦が数ヶ月毎に開催されております。
初日、10月13日DAY1からは、
<メインイベント>
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
井上拓真vs堤聖也
堤聖也選手の判定勝利でWBA世界バンタム級新チャンピオン誕生。
堤新チャンピオンと井上琢磨選手は同い年で、高校時代に堤選手は井上琢磨選手に負けており12年越しのリベンジマッチと言ったストーリーに見事勝利し王座奪取に成功。
近代日本人選手にはあまり感じることのない覚悟や執念のようなものを背負った数少ない選手で、今後も応援していきたいチャンピオンでした。
琢磨選手は10Rにダウンを奪われたのと、堤選手の手数に圧倒された印象でしたが、また再起しチャンピオンに返り咲いて欲しいです。
<セミファイナル>
WBC世界フライ級王座決定戦
寺地拳四朗vsクリストファー・ロサレス
寺地が11RでドクターストップによるTKO勝利し、WBC世界フライ級王座を獲得し、2階級制覇を達成。
ロサレス選手の鼻が折れてたようです。
寺地選手はやはり強い!
ライトフライ級からの階級アップでの王座決定戦で減量がかなり楽だったとの談話がありました。
もともとフットワークで距離感と的確な攻撃なスタイルが、矢吹選手に負けてから一変し近距離で殴り合うスタンスでファンを沸かせてきましたが、今回は以前のような的確な寺地選手のボクシングに戻ったなと言った印象ではなかったでしょうか。
この圧倒的に強いスタンスと殴り合うスタンスの融合でこれからもファンを沸かせて欲しいです。
2日目、10月14日DAY2からは、
<メインイベント>
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
中谷潤人vsペッチ・ソー・チットパッタナ
今、井上尚弥選手に次ぐネクストモンスターと言われる頭ひとつ抜けた存在で圧倒的な強さでKOしまくる中谷潤人チャンピオンの防衛戦です。
挑戦者ペッチ選手は77戦76勝(53KO)1敗の圧倒的な戦績から、唯一の敗北は井上拓真選手、その後、28連勝を続けているそうで、ダウンをしたことがない強敵です。
序盤は出方を見合った戦い方でしたが、それにしても中谷チャンピオンの両パンチは恐ろしい威力で、右ジャブすら画面越しにも刺さってめり込んでるような感じがします。
6R中谷チャンピオンの強烈なパンチがヒットし、そこからのラッシュにペッチ選手は人生初のダウン。
10カウントギリギリで立ち上がるも、その後の攻撃に耐えられず再びダウンし、レフリーストップ中谷チャンピオンTKO勝利となり防衛成功、挑戦者ペッチ選手は完全に伸びました。
“Who’s next?”言葉通り次戦は統一戦ですかね。
いよいよ井上尚弥チャンピオンの背中が見えてきたのではないでしょうか。
<セミファイナル>
WBO-APバンタム級王座決定戦
那須川天心vsジェルウィン・アシロ
いよいよプロボクシング5戦目にして那須川天心のWBOアジアパシフィック バンタム級王座決定戦。
この試合に勝ってチャンピオンになれば、世界挑戦権を獲得できる試合でした。
やはりアジアタイトルとは言え、今まで戦ってきた相手とは強度が違うなと言った印象で、結果は那須川選手の3-0の判定勝利で、WBOアジアパシフィックバンタム級王者に輝き初ベルト獲得です。
内容は最終ラウンドまで一進一退の印象でしたが、ただ、スピードでは那須川選手が圧倒しており、今後の経験値次第でボクシングファンを唸らせる日も近いのではないでしょうか。
まだ5戦目です。すごい適応スピードでボクサーになっていると思いますので、今後も注目度が高い選手ですね。
その他、日本人選手世界戦も熱かったです、
WBO世界Lフライ級王座決定戦
岩田翔吉(帝拳)vsハイロ・ノリエガ
WBA世界フライ級タイトルマッチ
ユーリ阿久井政悟vsタナンチャイ・チャルンパック
WBO世界S.フライ級タイトルマッチ
田中恒成vsプメレレ・カフ
12日は、矢吹選手がチャンピオンとなった世界戦の試合もあり実は3DAYSでした。
今年は毎日、毎月スポーツ観戦が目まぐるしいです。