(牌図A)
堀選手はドラ3の大チャンス手です。
下家のリーチを受けていますが
どうしますか? どうするもこうするも・・・
と、凡人はそんな感じでしょう。
そう、凡人は打しか思いつかない。
僕もそうです。だって現物を
切ってドラ3のイーシャンテンだもの。
ところが天才は非現物の切って
一旦、リャンシャンテンに戻してしまいます。
が2枚切れであること
が3枚切れでフリテン受けであること。
確かに(牌図A)のイーシャンテンでは
を埋めたところで相当アガリにくいでしょう。
そしてこの理牌です。
を残しておけば現物のや
このチーでフリテン受けを解消しつつ――
するとどうでしょうか? 他家には
の両面ターツを払ったように見えると思います。
ドラがなのにね・・・
これがもしも食い伸ばしならば
からチーしたことになります。
は現物なのにね・・・
ドラがなのにね・・・
黒沢選手にとっては盲点でしょう。
で放銃になったとしても仕方ないことです。
現状はアガリに
コメント
コメントを書く黒沢選手目線で、堀選手の打牌は通りそうとはいえ非現物7p8p、終盤に無スジの7m切りでほぼテンパイと読み、この順目にリャンシャンテンであれば完全撤退の選択の7mもありかと思ったのですが、木原プロなら7s切りになりますか?
いつもありがとうございます
神目線ではなく、もう1度よーく考えてみて下さい。
どうやったら7sや6sが堀選手に当たると思いますか?
78p落としは678pに6pを引いて回ったのかなど考えそうですが、そうなると78p落としではなく現物の6s切りで6pくっつきの方が良さそうで、やはりそうなるとソウズターツは残っていなさそうで、ダメ押しで4sも通っているので改めて見ると7sは限りなく通りそうですね…なるほど。
そうそう、普通はソーズで迂回になるはずなんですよ。だからこそ食い伸ばしは盲点になるのです!