
『「自分らしく生きる」とは実際にどういうことなのか問題』の続きです!(#1)
前回のエントリでは、「本当の自分を感じられる状態=自己一致」ってテーマを扱ってきました。自己一致ってのは“本当の自分”を感じられる主観的な感覚のことでして、そのためには3つの条件を満たす必要があるよーってことですな。
そして今回は、いよいよ「どうすれば自己一致の感覚を取り戻せるのか?」という「実践編」に入ってみましょう。もちろん、すぐに完璧に一致できるわけではありませんが、少なくとも「真実味のある自分に戻るための道順」はありますんで。研究や臨床の知見をもとに、今回はそのプロセスを3ステップに分けてご紹介しましょう。
ステップ1:自分にとって“大事な価値観”を見つける
まず何よりも大事なのは、「自分はどんな人間でありたいか?」を明確にすることです。このブロマガをお読みの方であれば「価値観を探せ!」みたいなアドバイスは聞き飽きたことと思いますが、まあそれだけ何度も取り上げざるを得ないほど重要なポイントなのだってことで、ご容赦ください。
で、なんで価値観が必要なのかと言いますと、そもそも「自己一致」ってのが、自分の行動や選択が「自分らしさ」と合っていると感じられる状態のことだからです。つまり、根っこの「自分っぽさ」を理解していないと、自己を一致させようがないってことですね。ここはわかりやすいポイントでしょう。
が、ここで問題になるのが「自分らしさ」って何と聞かれて、すぐ明確に答えられる人あまり多くないところです。よくあるのが、
- 「なんとなく…人に優しくしたいとは思ってる」
- 「正直でいたい気はする」
- 「でも、どういうときに自分がブレてるのか分からない」
ぐらいのふわっとした自己認識でして、この状態では、たとえ「うまくやれた」と思っても、それが本当に「自分らしさ」に沿った行動だったかどうか、自己一致の実感が持てなくなっちゃうんですよね。それゆえに、自己一致の第一歩ってのは、「自分はどんな価値観を大事にしているのか?」を明確にすることになるわけです。
ということで、ここから自分の価値観を掘り出すために使える方法をいくつか見てみましょう。といっても、自分の価値観を深掘りする方法は過去に「パレオチャンネル」で何度もやってるんで、ここではACTのようなガチの心理療法で使われる「簡易版の価値観発見メソッド」をご紹介します。わりと手軽なものを選んでみたんで、「ちょっと試してみるか……」ぐらいのノリで取り組んでみるのがお勧めです。