「ドーパミン過剰時代に正気を保つ方法」の続きです!(#1)
このシリーズでは、
「生活はそこそこ安定している」
「別に不幸なわけでもない」
「なのに、なぜか物足りない」
といった現代人にありがちな“謎の空虚感”をテーマに、その正体と対処法をドーパミンの視点から掘り下げております。そこで前回は、まず「なぜ人は人生に満足できなくなるのか?」って問題について、「ドーパミンを消すのではなく、うまく量をコントロールするのが大事だ!」って話をしました。要するに、ドーパミンってのは増えすぎても減りすぎても問題が出るので、アクセルを踏む場面とブレーキをかける場面を見極めるのが大事なんですな。
ってことで、今回は実践編。まずはドーパミンを適度に増やして、脳のアクセルを踏む方法をチェックしてみましょう。
そもそも「ドーパミンを上げる」とは何か?
まずはドーパミン不足の話からはじめましょう。前に書いた通り、ドーパミンってのは「快楽ホルモン」ではなく、未来に向かって動くためのエネルギーを作る神経伝達物質であります。なので、こいつが不足してしまうと、
「最近、何をしてもピンとこない」
「新しいことを始める気力が湧かない」
「昔は楽しかったのに、いまは全部がめんどくさい」
みたいな気分が発生するんですな。こういう状態に心当たりがあるなら、原因のひとつはドーパミン不足かもしれません。ドーパミンが足りないと、たいていの人は、
- 新しいことに興味を持てない
- 行動を先延ばしにする
- 集中力が落ちる
- 性欲や探究心が低下する
という、かなりキツい状態になっちゃうんで、こいつはどうにかしておきたいところですね。ってことで今回は、「危険なことをせずに、ドーパミンを健全に引き上げる方法」をまとめていきましょう。
で、この問題を考えるにあたり、まず大前提としてドーパミンを「ドバドバ増やす」方法は存在しないので、ここはくれぐれも押さえておきましょう。ドーパミンってのは劇的に増えることはなく、いかに「正常に機能させるか?」を考えるしかないんですよね。
その理由はシンプルで、ドーパミンってのは外から直接補給できないし、脳のバリア(血液脳関門)を通れないし、無理に上げると反動でメンタルが壊れちゃうし……って性質があるからです。要するに、ドーパミンは「増やす」のではなく「壊さずに整える」しかないってことですな。
つまり、私たちが目指すべきは、ドーパミンが本来出るべき場面で、ちゃんと出る状態に戻すことだってことになります。なにごともバランスが大事。
ということで、ここから実践編に入りますが、ドーパミンを健全に上げたいなら、大きく2つの基本を押さえておく必要があります。それがどういうものかと言いますと、
- ドーパミンは健康的な生活をしないと出なくなり、健康に暮らすと勝手に働きはじめる
- ドーパミンは、「快」ではなく「まだわからない」に反応する
って2つであります。ドーパミンは健全な肉体にしか宿らないし、予測可能な毎日ばかり送っていると分泌量が減ってしまう傾向があるので、この2つをうまく制御しないとうまく増えていかないんですよね。
では、以上をふまえて、具体的な対策を見ていきましょう。ここでは、「常識的な話だけど、絶対に押さえておきたい基本」と「ドーパミンの効きをさらによくするための応用技術」の2パートに分けて内容を見ていきますんで。
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