押す牌の危険度、点数状況、残り局数、残り巡目
押し引きの判断要素は複数あります。
その都度、どの判断要素を最優先すべきが?
要素が複雑に絡み合って
難しくなってしまう局面も多々あります
今日の記事では、数ある判断要素の中から、押し引きの基軸となる「手牌の価値」に焦点を当てていきます。

ピンフドラ1のイーシャンテンです。
なかなか良い手牌ですね。
仮にこの手牌が1000円だったとしましょう。
アガリ確率が35%だとしたら
1000×0.35 手牌の価値は350円です。

下家からリーチを受けました。
リーチ前とリーチ後の世界は全く違う
自分がイーシャンテンで相手はテンパイ
この時点でリーチ前よりもアガリ率が下がります。
仮にアガリ率が10%下がったとしましょう。
無筋が浮いていると更に手牌の価値が下がる
無筋が浮いていると更に手牌の価値が下がる
超絶大事なことなので2回書きました。
ツモってきた
テンパイ時に出ていく候補の
仮に
放銃したら1000円払うとしましょう。
手牌の価値はアガリ率が下がったことによって250円になりました。
次ツモでテンパイしたとして
アガるためにはまた無筋を勝負しなければなりません。
放銃したら1000円払うとしたら――
リーチ前 350円 → リーチ後 50円
無筋を2回勝負しなければならない手牌の価値は、リーチ前よりも大暴落してしまうのです。
しかもこれはうまくテンパイした場合の話です。
次ツモでテンパイせず
また無筋を引かされる場合も考慮すると
手牌の価値は50円よりも
もっと低いと考えるべきでしょう。

無筋が複数浮いたイーシャンテンは手牌の価値が激減
超絶大事なことなので、また言います。
よってこの程度の手牌では
押す価値が無く、迂回が推奨になります。

無筋が複数浮いていても押す価値があるとしたら、これくらいの打点が無いと見合いません。

今度はテンパイしている牌姿です。
打点も2000点、待ちも決して良くないですが――

これはプッシュが推奨です。
テンパイならアガリ確率は下がらない
危険牌を押したとしても
アガリの権利が無いイーシャンテンと
危険牌を押せばすぐにアガリの
権利があるテンパイとでは手牌の価値はだいぶ違います。
役牌(副露)ドラ1テンパイ > ピンフ(門前)ドラ1イーシャンテン
たとえアガリ時の打点は低くても、リーチを受けている状態では手牌の価値はテンパイの方が高いのです。