ハックルベリーに会いに行く
ぼくは目が良い。他の人が気づけない微細な変化に気づける。このことは、とりもなおさず「観察眼が良い」ということにつながる。そして観察眼が良いことは、そのまま頭の良さに直結する。
だから、頭がいいことにおいて目の良さは重要なのである。目が良くなければ、頭はなかなか良くならない。実際ぼくも、目が良かったおかげでかなり頭が良くなった。元々地頭も良かったが、後天的な頭の良さもこれ以上なく育むことができたのだ。
しかし、そのために少なからずの代償を払った。それは視力が落ちたことだ。ぼくは目こそ良かったものの、それは単に神経の数が多いだけであって、筋肉が優れているわけではなかった。けっして悪いわけではなかったが、しかし並より少し下といったところだった。
ぼくは、体全般の筋肉が固く、鍛えるのが難しい。その意味で質が悪い。これは、ぼくの両親もまた子供もそうだから、遺伝的な要素が大きいのだろう。ぼくの家