【原文】

子曰:「君子(1),不(2)則不威;學則不固(3)。主忠信(4)。(5)友不如己者(6);(7)則勿(8)改。」

 

【注釈】

(1)君子:この一節全体を導く言葉である。

したがって、「君子」の後で一度区切り、ここで読点を置くべきである。

(2)重:重々しく落ち着いていること、すなわち荘重であることをいう。

ただし、「荘重」という言葉は表面的な態度を形容するにすぎず、実際には、徳を重んじることが求められている。

徳が高ければ、自然に人々から重んじられ、必ず威厳が備わる。

「威徳」という言葉も、まさにこの意味である。

(3)学則不固:「学んだことが堅固にならない」という意味に解釈する。

これは前の句とつながっている。

重々しさがなく、徳行が浅ければ、威厳は生まれず、学んだことも堅固にはならない。

孔子は道を伝え、学問を授ける際に、徳を根本としていた。

そのため、その人が書物