tutukenさん のコメント
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結論からいうと、それは「小説の絶対的な面白さ」を学ぶためである。 小説には、「絶対的な面白さ」がある。それは、ぼくが40年間、小説についてのさまざまなことを学んできた中で、知ることのできた真理の一つである。 しかしながら、この考え方はなかなか共有されていない。特に、若い人に共有されていない。 先日も、とあるラノベ作家志望の若者と会う機会があって、「何かアドバイスはありますか?」と尋ねられたので、「古典を読むことだ」と答えたのだが、分かったような分からないような顔をされた。 それで、「古典を読むのは嫌いですか?」と尋ねたところ、「ぼくの書きたい小説は、現代の読者に訴える新しい小説なので、古典を読んでも意味がないと思ってしまう」ということだった。「それ以前に、そもそも古典に全く興味がないので、読むことそのものが苦痛である」とも言っていた。 それでぼくは、(もちろんそう思うことは自由なのだが、それでは作家
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
本文中より
>例えば、これまでは「10冊出してトータルで100万部行けばいい」という考え方だった。
この部分では売り上げの話をしていると思いますよ。大体、個人によって面白いという感じる感性を一般化できない以上、客観的に語るために売り上げが一つの指標になるのは妥当だと思われます。
私は「古典の版権」という切り口からこれからの市場の成長を案ずる>>38の意見を興味深いと感じましたよ。それ故に、高々数十行の記事きちんと読まずに、人の意見に「無意味」だなんてのたまう気が知れません。
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