閉じる
閉じる
×
どうも、
管理者のNDです。
本日から、自然災害の起きた日に合わせて2019年08月31日まで、
毎日更新をしていきたいと思います。
その日に起きた震災や自然災害を紹介するとともに、
それに関連した(たまに関連しないかも)防災関連や、BSC24のことも紹介していきます。
早速、今日は防災の日ということで言うまでもなく
関東大震災から95年です。
過去100年間で起きた大地震の中では未だに死者数が最も多く、
特に火災による死者が多く見られました。
その火災の記述では延焼が瞬く間に広がり、
中には避難所に突如として火の竜巻(火災旋風)が現れたとして知れ渡っています。
このような火災を助長した原因は、大きく2つありました。
一つ目は、台風が日本海を通過していたことです。
これにより関東平野一帯は広く天気回復しましたが強風が吹き荒れこれが火災を
更に拡大させてしまったとされています。
そして二つ目は、大地震で人々が家財を持って避難しようとした結果、
道が同じような人々で溢れかえり、それが大渋滞を起こすなどしてしまったため
諦めて路上に放置する人も続出してしまう事態に発展。結果、その家財に延焼して
火の手を隣の町へより広げてしまうという惨事を引き起こしました。
さて、一般的に首都直下型地震や南海トラフ巨大地震で想定される死者数や
家屋損壊数などの値がありますが、皆さんはどのように受け取っていますか?
例えば2018年現在、内閣府が発表している
首都直下型地震の死者数は23000人、南海トラフ巨大地震では323000人と想定されています。
この値はあくまで、想定の中では最悪の値であることを念頭にいれてください。
一般的に最も火・ガスの使う季節である「冬」であることと、
関東大震災が発生したような「風の強い日」であること、
更に帰宅ラッシュと料理等で最も火の使う時間帯かつ発生後被害状況がわかりにくくなる夕方か、
大津波からの避難が難しくなる深夜という、以上3つの条件を加えた上で統計されています。
それ以外にも、コンピューターが割り出した想定される人の避難経路などもあるため、
一人一人の防災意識が高い状態で行動すれば、被害数を最小限まで食いとどめることもできます。
もちろん発生の時間帯が東日本大震災のように明るい時間帯であれば、
津波からも避難は多少なりしやすくなり、
早朝帯かつ明るい時間ならばラッシュや火を使う家庭も少なく、
火災の発生による死者もいくらか減るということです。
阪神淡路大震災では、実際に6時前でラッシュ時間帯と重ならなかったからよかったものの
もしあと1~2時間発生が遅れていれば、高速道路利用者は何倍もの人が
あの倒壊に巻き込まれていたと懸念されていました。
尚、関東大震災の発生した時間は正午直前で明るい時間帯ではありましたが、
風の強い中で火鉢を使うなど、昼食前で料理中の家庭が多く火災を起こしやすい状態でした。
皆さんへの防災意識としては、
風の強い日に大地震が起きた時も想定の視野に入れるといいかもしれません。
特に火災は今のご時世でも一度複数箇所から発生すれば消防隊も手に負えません。
道路は渋滞で消防車も行き届かなくなったり、
火災の発生箇所が狭い路地などだと更に時間がかかります。
結論から言えば、風の強い日に大地震が起きた後は、
沿岸ならもちろん津波への警戒が第一ですが、
津波と縁がない住宅地や直下型地震だとわかれば火事と延焼を真っ先に懸念すると良いです。
そうすることで、想定された死者数よりはるかに少ない被害で
震災を乗り越えられる希望は見えてきますよ。
そこで今回の防災テーマは、「初期消火の心得」をお伝えします。
地震が起きる前の備えも大事ですが、地震直後の心構えをすることも重要な防災の一つなので
今回は、初回ですが早速一歩踏み入れた防災を皆さんに伝授します。
初期消火に役立つものは、消化器だけではありません。
天ぷら油による火災の初期消火は、濡らした大きめのタオルを使って窒息消火可能です。
尚、火の手を完全に被せないと意味がないので注意してください。
また、火災の予防として停電等した場合は通電火災を防ぐために
自宅の火災危険性がないことを確認できるまでブレーカーを落とすようにしましょう。
配線が家具の重みで目で見えるほど傷があったりしたら使わないほうがいいです。
間違ってもその部分を切って絶縁テープでくっつけるーーみたいなことはしないでください。
(熱がその部分に集中し、テープが溶けて高温からコードまたは周囲の家具やじゅうたん等に発火する危険性があります)
尚、実際に自分はこれが原因の小火騒ぎをつい数ヶ月前に経験しています(自宅ではない)。
出火原因を知り、他人事と目を逸らさず改めて防災意識を確認するようにしました。
また、このような防災グッズを備えておくと火が燃え上がった時には有効です。
サット119は、高齢者や子供でも手軽にできる初期消火ということで有効です。
↓実際の使用例もどうぞ。
尚、消化器やこれらを持っていない時はバケツなどを使うのが有効ですが
それも持っていない時は、ポリ袋に素早く水を汲み口を縛って投げるという方法があります。
風呂の水さえ残っていれば水道が止まっていても、15秒あればこの方法で初期消火できます。
火の手が燃え上がるまでは一般的に約2分ほどです。尚、水を使った消化方法は
油などが火の手だと分かっている時は絶対に使用しないでください。(逆効果になります)
尚、消化器があるのであれば火の手が上がれば迷わず使ってください。
通電火災などでも水をかけてしまうのは、逆効果になりえます。
家だけでなく、店を経営している人などもこういった知識を持っておくと良いかと思います。
また、最初は冷静でいても消火に時間がかかり徐々にパニックに陥るかもしれません。
もし天井まで火が燃え移ってしまったら初期消火は困難になりますので、
ここまで来てしまったら、すぐに近所に火事が起きたことを叫んでください。
要するに、引き際が肝心です。
妙にこだわると、煙に巻かれて自分自身が逃げ遅れたり、
近隣住民に伝達するのが遅れると、被害を余計に拡大させてしまいます。
呼びかけによって消火にあたる人が増えれば少なくとも一人で消火するよりは力になりますし、
これ以上の延焼拡大を防ぐことも可能です。
近隣住民に知らせることで、知らせないよりは数段マシな未来を作ります。
このように、地震直後の初動対応は大事な瞬間ですので
地震が収まり、自分や家族の無事を確認したら次は周囲を見渡し安全の確認に努めてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
今日は防災の日かつ最初の記事ということで長文や動画などの紹介も含めてお伝えしました。
※次回からはそんなことは思う
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
本日から、自然災害の起きた日に合わせて2019年08月31日まで、
毎日更新をしていきたいと思います。
その日に起きた震災や自然災害を紹介するとともに、
それに関連した(たまに関連しないかも)防災関連や、BSC24のことも紹介していきます。
早速、今日は防災の日ということで言うまでもなく
関東大震災から95年です。
過去100年間で起きた大地震の中では未だに死者数が最も多く、
特に火災による死者が多く見られました。
その火災の記述では延焼が瞬く間に広がり、
中には避難所に突如として火の竜巻(火災旋風)が現れたとして知れ渡っています。
このような火災を助長した原因は、大きく2つありました。
一つ目は、台風が日本海を通過していたことです。
これにより関東平野一帯は広く天気回復しましたが強風が吹き荒れこれが火災を
更に拡大させてしまったとされています。
そして二つ目は、大地震で人々が家財を持って避難しようとした結果、
道が同じような人々で溢れかえり、それが大渋滞を起こすなどしてしまったため
諦めて路上に放置する人も続出してしまう事態に発展。結果、その家財に延焼して
火の手を隣の町へより広げてしまうという惨事を引き起こしました。
さて、一般的に首都直下型地震や南海トラフ巨大地震で想定される死者数や
家屋損壊数などの値がありますが、皆さんはどのように受け取っていますか?
例えば2018年現在、内閣府が発表している
首都直下型地震の死者数は23000人、南海トラフ巨大地震では323000人と想定されています。
この値はあくまで、想定の中では最悪の値であることを念頭にいれてください。
一般的に最も火・ガスの使う季節である「冬」であることと、
関東大震災が発生したような「風の強い日」であること、
更に帰宅ラッシュと料理等で最も火の使う時間帯かつ発生後被害状況がわかりにくくなる夕方か、
大津波からの避難が難しくなる深夜という、以上3つの条件を加えた上で統計されています。
それ以外にも、コンピューターが割り出した想定される人の避難経路などもあるため、
一人一人の防災意識が高い状態で行動すれば、被害数を最小限まで食いとどめることもできます。
もちろん発生の時間帯が東日本大震災のように明るい時間帯であれば、
津波からも避難は多少なりしやすくなり、
早朝帯かつ明るい時間ならばラッシュや火を使う家庭も少なく、
火災の発生による死者もいくらか減るということです。
阪神淡路大震災では、実際に6時前でラッシュ時間帯と重ならなかったからよかったものの
もしあと1~2時間発生が遅れていれば、高速道路利用者は何倍もの人が
あの倒壊に巻き込まれていたと懸念されていました。
尚、関東大震災の発生した時間は正午直前で明るい時間帯ではありましたが、
風の強い中で火鉢を使うなど、昼食前で料理中の家庭が多く火災を起こしやすい状態でした。
皆さんへの防災意識としては、
風の強い日に大地震が起きた時も想定の視野に入れるといいかもしれません。
特に火災は今のご時世でも一度複数箇所から発生すれば消防隊も手に負えません。
道路は渋滞で消防車も行き届かなくなったり、
火災の発生箇所が狭い路地などだと更に時間がかかります。
結論から言えば、風の強い日に大地震が起きた後は、
沿岸ならもちろん津波への警戒が第一ですが、
津波と縁がない住宅地や直下型地震だとわかれば火事と延焼を真っ先に懸念すると良いです。
そうすることで、想定された死者数よりはるかに少ない被害で
震災を乗り越えられる希望は見えてきますよ。
そこで今回の防災テーマは、「初期消火の心得」をお伝えします。
地震が起きる前の備えも大事ですが、地震直後の心構えをすることも重要な防災の一つなので
今回は、初回ですが早速一歩踏み入れた防災を皆さんに伝授します。
初期消火に役立つものは、消化器だけではありません。
天ぷら油による火災の初期消火は、濡らした大きめのタオルを使って窒息消火可能です。
尚、火の手を完全に被せないと意味がないので注意してください。
また、火災の予防として停電等した場合は通電火災を防ぐために
自宅の火災危険性がないことを確認できるまでブレーカーを落とすようにしましょう。
配線が家具の重みで目で見えるほど傷があったりしたら使わないほうがいいです。
間違ってもその部分を切って絶縁テープでくっつけるーーみたいなことはしないでください。
(熱がその部分に集中し、テープが溶けて高温からコードまたは周囲の家具やじゅうたん等に発火する危険性があります)
尚、実際に自分はこれが原因の小火騒ぎをつい数ヶ月前に経験しています(自宅ではない)。
出火原因を知り、他人事と目を逸らさず改めて防災意識を確認するようにしました。
また、このような防災グッズを備えておくと火が燃え上がった時には有効です。
サット119は、高齢者や子供でも手軽にできる初期消火ということで有効です。
↓実際の使用例もどうぞ。
尚、消化器やこれらを持っていない時はバケツなどを使うのが有効ですが
それも持っていない時は、ポリ袋に素早く水を汲み口を縛って投げるという方法があります。
風呂の水さえ残っていれば水道が止まっていても、15秒あればこの方法で初期消火できます。
火の手が燃え上がるまでは一般的に約2分ほどです。尚、水を使った消化方法は
油などが火の手だと分かっている時は絶対に使用しないでください。(逆効果になります)
尚、消化器があるのであれば火の手が上がれば迷わず使ってください。
通電火災などでも水をかけてしまうのは、逆効果になりえます。
家だけでなく、店を経営している人などもこういった知識を持っておくと良いかと思います。
また、最初は冷静でいても消火に時間がかかり徐々にパニックに陥るかもしれません。
もし天井まで火が燃え移ってしまったら初期消火は困難になりますので、
ここまで来てしまったら、すぐに近所に火事が起きたことを叫んでください。
要するに、引き際が肝心です。
妙にこだわると、煙に巻かれて自分自身が逃げ遅れたり、
近隣住民に伝達するのが遅れると、被害を余計に拡大させてしまいます。
呼びかけによって消火にあたる人が増えれば少なくとも一人で消火するよりは力になりますし、
これ以上の延焼拡大を防ぐことも可能です。
近隣住民に知らせることで、知らせないよりは数段マシな未来を作ります。
このように、地震直後の初動対応は大事な瞬間ですので
地震が収まり、自分や家族の無事を確認したら次は周囲を見渡し安全の確認に努めてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
今日は防災の日かつ最初の記事ということで長文や動画などの紹介も含めてお伝えしました。
※次回からはそんなことは思う
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。