どうも、
管理者のNDです。

12月11日は、
茂原竜巻災害から28年です。

冬の寒くなる時期において、千葉県の茂原市で発生した竜巻災害です。
死者1人ですが、F3スケールに相当する日本では数少ない中大規模の竜巻です。
この被害で多数の電柱が被害を受けた影響で、14600戸の広域な停電を生じました。
また、10tのダンプカーが横転したり、飛散した屋根板・瓦・外壁・看板が
他の建物に突き刺さるなどして、住家には多くが被害に遭われています。


今回は、
「竜巻の発生しやすい場所と季節」をテーマにお伝えしていきます。

竜巻災害を懸念する必要がある場所は、主に平野部になります。
これまでにも関東平野での竜巻災害は割と頻度が高く、海上は除くとして
割かし、開けた住宅地にも発生することが多いです。
関東平野に限らず○○平野と名がついている場所は、竜巻注意情報が発表された時などは、
空の様子に注意しながら活動をすると良いです。
ただし、山間部や沿岸でも起きる事例はあるようです。山間部は少ないですが、
沿岸では会場で発生した竜巻が港町に襲来する事例もあります。離島でも竜巻が到達して
被害を受けた事例もあります。

そして季節なのですが、実は竜巻の発生はこれから冬の時期は少ない傾向になります(海上除く)
気象庁のデータでは、1991年以降に最も発生が多いのは9月で、次いで前後の秋・夏です。
多くは台風によるものと言えます。しかし、冬は発生しないわけではありません。
理由としては、寒気の流入が必要で地上がそこそこ温暖な状態でないと発生しません。
もちろん逆のケースもあり、結果的には気圧の谷など大気の状態が非常に不安定な状態に
なった時に竜巻が生じやすくなります。
これからの時期では寒冷前線の影響を受けるということは少ないですが、
関東・東海では南岸低気圧の影響を受けると竜巻発生を引き起こすような事例が多くなります。

竜巻が起きる兆候が見られたら、速やかに頑丈な建物の中に避難し、
どうしても存在しない時は床にはいつくばって身を守る手段も時に必要となります。
天気予報では、大気の非常に不安定になることは伝わるので日々天気予報を見ておくことが
突発な竜巻発生を少しでも予見できる方法とも言えます。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

ついに自然災害メモリアルの連載も開始して、100回という大台に到達できました。
ここまで毎日見てくださっている方がいれば物凄く光栄です。
皆さんの応援が私のただ一つのモチベです。しかし一年は程遠く、365回という一回りの
まだ3分の1にも満たない通過点にすぎません。
これからも、当ブロマガを次の防災の日に至るまで作り続けていこうと思います。


明日もどうぞお楽しみください。
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