動画の冒頭、「アメリカにとっての最高の余興は、いつしか22もの国、9もの言語が集まる世界トップの舞台に成長しました」というフレーズが映し出され、「野球というスポーツは、わたしたち人類を象徴しています。たとえドミニカ共和国出身だろうが、日本の片田舎の街で生まれていようが、アメリカのとうもろこし畑で育っていようが、野球というスポーツがわたしたちを結びつけてくれるのです」とメジャーリーグで活躍する選手たちが生まれた場所の風景が紹介されます。
強気のサインを送るキャッチャーを映したカットでは「内角をえぐるストレートだ。こいつに冷や汗をかかせてやれ」、それを見たピッチャーのカットでは「了解。最高にアツいのをかます」、実際に投げられた球をスタンドに放り込んだバッターのカットでは「朝飯前だぜ」というフレーズが映し出され、たとえ異なる言語を喋る人同士であっても野球を通じて完璧な意思疎通ができるということが表現されています。
そのほかにも、盗塁を阻止した一塁手は「捕まえたぞ」、三塁を駆け抜けてホームベースへと走り抜ける選手にサインを送るコーチは「振り返るな! 走れ!」、スタンドに吸い込まれるようなホームランボールをキャッチした外野手では「おととい来やがれ!」など、スーパープレーを連発する選手たちの心の声を“野球”という言語で描いています。
ラストシーンではさまざまな文化圏出身の選手たちがカメラに向かって「わたしはベースボールという言語で喋ります」と語ることで、野球そのものの魅力と、それを応援し続けたいというバドワイザーのブランド姿勢をドラマチックに表現しました。