コロナ禍において、ホテル・旅館業界には多大な影響があり、新たなニーズへの対応や高付加価値サービスによる差別化など、ここ数年での変化は大きいものとなりました。その傾向はアフターコロナによる需要拡大後も続くと推測されており、よりいっそうのマーケティング活動が必要と指摘されています(※1)。

これまでも、さまざまな新サービスが登場してきましたが、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都では、睡眠計測サービス「InSomnograf(インソムノグラフ)」を利用して「可視化された睡眠中の自分自身」を知ることができる宿泊プランを開始されました。

今回のプランでは、睡眠計測デバイス「InSomnograf(インソムノグラフ)」を使用し、「睡眠中の自分自身」を知るだけでなく、医療レベルの精度で可視化された睡眠の質を確認し、その改善につながる具体的なアドバイスも得られます。計測は装着性の良い脳波測定ウエアラブルデバイスとAIを駆使し、脳波データをクラウドにアップロードすることにより自動解析するというシステム。実際の体験者の声から、自分自身の感覚と実際の計測データに差があったり、睡眠の内容を詳しく知ることができたりと、自身の睡眠に新たな視点で向き合うことができると好評なのも納得です。

また、この睡眠計測をサポートするコンテンツの一つとして、「安眠」と「目覚め」の 2 種類のアロマオイルも用意されています。このアロマオイルを使い、アロマセラピーとマインドフルネスを組み合わせた、「アロマティック・マインドフルネス」を客室で体験することができます。寝る前だけでなく、朝の目覚めとの両方にアプローチした、まさに睡眠の質向上に特化した宿泊プランとなっています。

今回の宿泊プランは期間限定ですが、反響によっては再度の実施やさらにユニークな施策へと広がる可能性を持っています。宿泊するだけでなく、体験価値のあるプランが今後も求められるとすれば、よりいっそうの潜在的ニーズを掘り起こして、驚きの新たなサービスが開発されることが期待されます。

・※1参照元:ホテル業界の現状とは?2023年以降の動向を予測し、本質的に取り組むべきことを解説(micado Marketing)

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