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竹本泉は天才だ! 猫好き必読の名作漫画『ねこめ(~わく)』を読もう。
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竹本泉は天才だ! 猫好き必読の名作漫画『ねこめ(~わく)』を読もう。

2016-07-20 02:49
    ねこめ(~わく) 1 (夢幻燈コミックス)

     竹本泉『ねこめ(~わく)』を3冊ほど続けて読みました。

     このシリーズ、第8巻まで続いた『ねこめ~わく』の続編にあたるのですが、続編とはいっても何も違いはありません。ええ、そのまま。まさにそのままです。

     そもそもこの漫画の新作を読むの20年ぶりくらいなのだけれど、何ひとつ変わっていないなあ。

     連載はすでにあっちこっちの雑誌で25年も続いているそうで、竹本さんの漫画のなかでも最も長く続いている作品ですね。

     四半世紀経ってもまったく変化がないというのがすごい。普通、こうやって長く続いていると経年劣化が起こるものなのだけれど、クオリティが全然下がっていない。

     いやー、こんな漫画は稀有だろうなあ。なにげに竹本さん、天才なんじゃないかと思うんですけれど、どうでしょう。

     ぼくの天才の定義は「独創の人」ということになるのですが、竹本泉みたいな漫画家ってほかにいないものね。

     最初期の『ちょ
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