• このエントリーをはてなブックマークに追加
悪文とは人間の無意識の産物である。
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

悪文とは人間の無意識の産物である。

2017-02-21 21:15
     前回の記事は「人はなぜ読みづらい語順で文を書いてしまうのか」というところで終わっていました。この問いに対するぼくの答えは単純です。つまり、「考えた順番で言葉を並べているから」。

     たとえば、

    「ペンをわたしは持っている。」

     と書くより、

    「わたしはペンを持っている。」

     と書くほうが読みやすいことは、書きあがった文を見れば自明です。さらにいうなら、

    「持っているのだ、ペンを。わたしは。」

     などと書くとさらに読みづらくなってしまいます。こういう文を続けるとしばしば「悪文」と呼ばれる文章ができあがります。

     これは文の語順が適切な構文、つまり「人間の脳がより認識しやすい構文」から外れているからです。

     文章の認識速度を上げるためには、この「人間の脳がより認識しやすい構文」に沿って文章を書かなければなりません。具体的には、主語を前に置いて述語を後に持ってくるといったことです。

     これは、書
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。