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ファンクラブビジネスは進化する。話題のオンラインサロンを作ってみた。(2331文字)
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ファンクラブビジネスは進化する。話題のオンラインサロンを作ってみた。(2331文字)

2012-11-22 17:42
    ロココ調天然大理石のサロンテーブル ブラックxシルバー

     今日3本目の記事ですね。1ヶ月1本も配信されないメルマガがある一方で、このメルマガの配信ペースは今月すでに40本を超えています。一本一本はそれほど長くないのですが、合わせると月文庫1冊分は超えると思います。けっこうな分量です。

     それをすべて個人で書いているわけで、それなりの仕事量ではありますね。対して収入が微々たる額であることは先の記事で書きましたが、いずれ黒字化することと信じています。信じるものは(たぶん)救われる。そう信じて本文に入りましょう。

     最近、たまに話題を見かけるようになったオンラインサロンに関する記事です。まだ「流行のきざしが」とか「知りあいで使っているひとが」といえるレベルでは全然ないのですが、個人的に将来性を感じるサービスなので紹介しておきたいと思います。

     オンラインサロンとは何か? それはネット上に有料でコミュニティを作り、管理運営していく仕組みです。学習目的のものもあればコミュニケーション目的のものも、ファンクラブ的なものもありますが、共通しているのは外界からシャットアウトした空間で濃密なやり取りを行なっていること、らしい。

     らしいと書くのはぼく自身はサロンに入ったことがないのではっきりしたことは断言できないからです。この機会にどこかに入ってみようかと思ったのですが、なかなか良いサロンが見あたらない。

     たとえば『ヱヴァ』や『ファイブスター物語』についてノイズが排除されたやり取りができるサロンがあればすぐに入会したいのですが、まだそういうオタク系のサロンはあまりないみたい(イラストレーターや漫画家のファンサロンはある)。

     まあ、とにかく限定された空間でコミュニケーションを楽しみ、そこから何らかの成果を模索する場というわけですね。mixiなどのソーシャルネットワーキングサービスで作れるコミュニティの有料版であるといってもいいでしょう。じっさい、直接的なコミュニケーションにはFacebookのグループを使っているサロンが多いようです。

     現在、国内にオンラインサロンのプラットフォームはSynaps(http://synapse.am/)やGrow!(http://growmonth.ly/)が存在します。それぞれ性格が少し異なり、Synapsはコンテンツ販売に、Grow!はファンクラブ運営に近いサービスであるようです。

     有料メルマガはなかば揶揄的に「ファンクラブ的」といわれることもありましたが、こちらはより露骨にファンクラブであるわけです。じっさい、Grow!ではサロンの参加者を「サポーター」と呼んでいて、完全に「活動を助けるひと」として扱っています。

     SynapsがFacebookグループを利用してコミュニケーションするのに対し、Grow!ではトークボードというコーナーがあって、そこでやり取りすることができます。個人的にはフォントが小さいFacebookは好きではないので、Grow!のほうが好ましいですね。

     で、おもしろいのでぼくもGrow!でサロンをひとつ作ってみました。申請制なのでひょっとしたら却下されるかもしれませんが、ほかのサロンを見てもいいかげんなものが少なくないのでたぶん通るでしょう――などといっていたらあっというまに通りました。

     
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