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評論家の中島梓が『コミュニケーション不全症候群』を書いたのはいまから20年ほど前のことだが、いまではこの「コミュニケーション不全」という概念はすっかりメジャーなものになった。
現代ではコミュニケーションこそ最大の問題であり、コミュニケーション能力が高い人間はそうでない人間に比べて、魅力的であり、またバリューが高いと見られている。
そして、コミュニケーション能力を測る尺度のひとつと見られているものが、友人の多さである。たくさんの友達がいるひとはコミュニケーション能力が高い。一般にそう考えられているといっていいように思う。
しかし、大人になってから親しい友人を作ることはむずかしい。大人の関係は打算でできあがっているからだ。仕事上の友人関係などは、仕事が変わってしまえばそのまま消え去ってしまうことがほとんど。つまり、大人が友達を作ることは相当に高いコミュニケーション能力を要求される難事なのである。
いや、「そうだった」というべきだろうか。例によって、ネットがすべてを変えた。いまや、大人になってからでも親しい友達を作ることは無理なことではない。そう簡単でこそないが、きわめてむずかしいというわけでもないのだ。
何しろだいぶコミュ障入っているぼくでもできたのだから、だれでも、とはいわないまでも、大半のひとはネットを利用して生涯の友人を作っていくことができるだろう。
ぼくはネットで恋人を作るやり方についてはわからないにも程があるが(出会い系サイトとかはほとんどサクラなんだろうしね)、ネットで友達を作るやり方ならわかるので、以下で簡単に解説したい。
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コメント
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コミュニケーションで友達を作っていくことは大事で楽しいことだね。
でも目的が「友達を作る」ことにはなりたくないかなぁ。