弱いなら弱いままで。
いやあ、『GIANT KILLING』おもしろいですねー。今週号の『モーニング』ではとうとう椿大介が代表デビューしました。好不調の並が激しい天才肌のプレイヤーである椿が代表チームでいかに自分を表現していくか、次回が楽しみな展開となっています。
それにしても、最近のスポーツ漫画は『ベイビーステップ』や『capeta』などもそうですが、ただおもしろく読むだけで自然と「ひととしての生き方」「正しく自分を高めていく作法」「競争社会でサバイバルするやり方」などを学べるものに仕上がっていますね。
そこで今日は「嫉妬は成長を阻害する。『GIANT KILLING』に学ぶ正しく自分を高める競争。」と題して、この漫画から競争原理のなかで自己を向上させていくやり方を学び取ろう思います。
たかが漫画と笑うことなかれ。連載漫画には、その漫画家自身が苛烈な連載競争のなかでサバイバルしながら得た教訓などが組み込まれているはずです。したがって、その教訓を知ることは今後加速度的に激しさを増していくであろう競争のなかで生き抜くすべを学ぶことに通じているはず。「たかが漫画」というひとはただ漫画を見る目を持っていないだけなのです。ぼくはそう思う。
さて、『GIANT KILLING』第18巻では、主人公達海率いるチームETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)のキャンプを経た後半戦の試合の様子が描かれています。そのなかで、新規加入選手たちを加えて激化する競争に怯んだ様子を見せる選手たちに向かって、達海はいいます。
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