弱いなら弱いままで。
ぼくに欠けているココロ。
以前にも書いたことでもあるし、自慢話と受け取られると恐縮なのですが、ぼくはひとに嫉妬するということがありません。
どういえばいいのか、「他人の才能や成功を妬む心」というものが、ぼくにはまったく欠けているらしいのですね。
それはまあ人間だから、イケメンとかお金持ちとかを見ると「うらやましいにゃー」とは思うのですが、だからどうしようということはない。
「世の中にはすごいひとがいるにゃ」以上の感慨は湧いて来ません。
いや、劣等感は人並み以上にあるのですが、その劣等感をひとのせいにしたということは、まず一度もないと思う。
ぼくにはその種の感情をひとに向ける回路がないらしい。
だから、たとえば自分がほとんどお金がなくても、お金を持っているひととの付き合いが気おくれするということはありません。
じっさい、ぼくの友人は学者だの作家だの経営者だの医者だの、いわゆる社会的ステータスが高いといわれる職業の人が多いのですが、ぼくは「きっと何者にもなれない海燕さん」のままそういう人たちと付き合っているわけです。
だからといってまったく何とも思いません。
すごい話を聞くと「へえ、凄いですねー」と素直に思うだけ。
ぼくはそういうところは非常に素直です。
ひとの自慢話をきけば凄いと思うし、愚痴をきけば大変だな、と思うのですね。
だから、ぼくはだれかの自慢話とか愚痴を聞くのが嫌いではない。
初対面のひとの自慢話を延々と聞いていて、まわりのほうがいやな気分になっていた、ということもありました。
いまでも母の仕事の愚痴とか、何時間でもきいています。
ぼく、ひとのいうことをまず否定しないひとなので、わりと話しやすいんじゃないかと思うんですけれど。
まあ、「ききながされている」という印象になる場合もあるだろうけれど……。
こういうことを書くと「自分でそう思い込んでいるだけだろ」と思われるかもしれませんが、これに関してはほんとにそうだと思うんだよな。
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コメント
コメントを書く私は海燕さんに謙虚さが無いと感じた事はありませんが、何かを批判する人の批判をしているので、それが人によっては上から目線で偉そうと思うことはあると思います
あとツイッターのルサンチマンの話ですが、あれは比較級の世界を否定するペトロニウスさんが一番比較級の世界に囚われているし、ルサンチマンを周りに与える風に見えました
自分を批判する連中は自分と違って品性も知性も無いと決めつけたり、そうした連中より圧倒的に上に立ち見下したいと思ってるあたりが特に
ペトロニウスさんの発言は他者をルサンチマンと比較級の世界に引きずり込む危険を孕んでいますね
脱線しますがLDさんは自分に否定的な意見を拒絶はしますが、ペトロニウスさんみたいに人格まで批判しないから炎上したことがないんじゃないかな
海燕さんを批判するのは読解力の無い馬鹿と言ったりし続けていると海燕さんと競い潰そうとする人達を増やしそう
>海燕さんを批判するのは読解力の無い馬鹿と言ったりし続けている
過去ログをさかのぼって検索してみたけれど、べつにペトロニウスさんはそんなこと書いていませんが……。印象論?
あの、べつに批判するわけでもないんですけれど、ひとの発言をパラフレーズして語るのは良くないですよ。それだけで話に説得力がなくなります。
おそらく意識してパラフレーズしているわけではなく、頭のなかに「だいたいこんなことをいっていた」という印象があって、それにもとづいて書いているのだと思いますが、それもよくありません。
他人の発言は一字一句違えずに正確に引用するべきです。一文字違うだけでまったく意味が変わって来ることがありえますから、アバウトではいけないのです。
もちろん、全発言を転載することはむずかしい場合も多いので、その際はリンクを貼るべきだと思います。ぼくはそうしています。
そのようにして「ほんとうにそうなのかな?」と思った人が検証できる姿勢で発言することが他人の発言を評価するときの真っ当な態度だと思います。
まあ、ペトロニウスさんがわりと不遜な性格なのは争えないところだと思いますが(笑)、いってもいないことをいったと書かれることは可哀想です。
申し訳ありませんでした
こんな否定的な意見に対して丁寧に対応していただいて感謝しています
海燕さんの指摘された通り、正確に書くべきですね
「威張り散らしてるの?海燕さんが?なにをいってるのきみ?」
「あの文章を読んでそう思えたら読解力マイナスでしょう」
「他人を抑圧する性根、それを公開でいえるような人は、いつも思いますが確実に人生不幸せなはずので笑ってあげましょう。友達がいるとは思えない。そういう人は群れるので、俺は仲間がいるぞ的によく言うでしょうがね(苦笑)」
これらのツイッターでの発言から私は他者を馬鹿にしていると判断しました
前後の発言や全体を通しての主張となると、また意味は多少変わりますが、挑発的な人格批判が含まれていた事は否定しづらいのではないでしょうか?
ペトロニウスさんが他者と比較したり妬んだりしないで自分の好きな通りに生きろと主張するだけなら一切不満は無かったのですが、どうも発言が刺だらけで読んでいて不快感を覚えました
あれでは読んだ人がより良い道を進むどころか、憎悪や嫉妬等の負の感情を育てる事になるから不幸を拡げると思います
ああやって見下されるとストレス発散に相手を直接攻撃するか赤の他人を見下して自尊心を守りやすい
その行為が新たなルサンチマンを抱えた人達を生み出す負のスパイラルになる
といったものが私自身の体験と想像力を元に導き出した意見です
そこはもう「そういう人なんだよ」としか。その人の性格ですから、好きなひともいれば嫌いなひともいるでしょうね。ぼくは気が合うんですけれど、「なんだ偉そうに」と思うひとの気持ちもよくわかります(笑)。そりゃそうだよなあ、って。
コメントのやりとり、興味深く読みました。twitterでのやりとりも読んでみて、たしかに読む人によっては負の感情を刺激されるというのはなんとなくわからないでもないですが、とはいえペトロニウスさんが見ず知らずの他者に新たなルサンチマンを作り出すかのような表現は、さすがにペトロニウスさんの影響力を過大評価しすぎではないでしょうか。
スルーできない何かがあるということは、元々その人の中に負の感情があるということじゃないですかね。いやまあ、人がそれぞれルサンチマンを抱えていること自体はいたって普通なことですし、そのことを非難するつもりはまったくないのですが、ペトロニウスさんがいちいち他人の抱えている負の感情にまで責任を負うべきだとも思いません。