宇宙兄弟(26) (モーニング KC)

 ふと思い立って漫画『宇宙兄弟』を読み始めました。

 『モーニング』に連載されて、アニメ化/実写映画化された有名作品ですが、いままで読んだことがなかったのですね。

 こういう読まないままに巻数が溜まってしまった作品は何か機会がないと読めないことも多いわけですが、何となく読み始めてみるとすらすら読めるのはさすがベストセラー。

 Amazonの評価を見てもおおむね好評で、なるほど、こういう作品が安定した評価を得るのだな、と感心させられます。

 読んでいて印象に残るのは、すべてが「シンプル」であるということです。

 シンプルなコマ割り、シンプルなセリフ、シンプルな展開、シンプルなキャラクター。

 すべてがシンプルに整えられていて、そのせいか非常に読みやすい。

 リーダビリティという意味ではこのレベルの漫画はなかなかないのではないでしょうか。

 読んでいて心の負担になるものがなく、すらすら読めて