順調に秋葉原を制覇しつつあるガジェット通信ですが、秋葉原周辺の飲食店を網羅するという事では業界ナンバーワンを目指す所存で御座います。
というわけで、筆者(YELLOW)もバリバリに記事を書いているわけですが、先日パソコンのSSDが壊れてしまい、まったく作業が進まないという緊急事態になったのですが、あえて言おう!
「秋葉原ってパソコンの部品が安く売ってて超便利なんすけどwww」
正直、いつもパソコン部品は急ぎなら多少高くても近所で購入し、急いでなければ通販で買っていました。秋葉原って便利な街なんですね(小並感)。
秋葉原で一番人気の”油そば”を探せ!
そして秋葉原と言えばラーメン&肉の街で御座います。
いや、最近では“ポケモンGO”の街と化しつつある事実も認識しておく必要があるでしょうか?
ブームに便乗してポケモンGOを客寄せに使う店が、リリース二日目にして現れるとか、予想通りとは言え呆れてしまいます。
あと、最近気が付いたのですが、何気に秋葉原には“油そば”の店が多い予感です。
確かに秋葉原を徘徊する人種の嗜好を考えた場合、この油そばは確実に需要がある可能性は否めません。
というわけで、秋葉原で一番人気のある“油そば”を探そうと思ったのですが、探すまでもないのでサクっと『春日亭』にインしてみました。
券売機の罠に気を付けろ!
基本、並びの絶えない『春日亭』ですが、とりあえず初心者に対してアドバイスがあるとすれば“券売機”の罠でしょうか?
お金を入れてラーメンを選択してボタンを押しても、一向に食券が出る気配がありません……。
そうです。
この『春日亭』では“麺量”を指定するボタン(タッチパネルだけどね)を押さないとオーダーが完結しないのです。
通常、ラーメンの食券と“大盛り”とか“中盛り”とかの食券を別に買うスタイルなので、ちょっと初見だと戸惑う要素大なので注意して下さい。
『とん黒油そば』を食す!
レビューとしては基本メニューとなる『鳥豚油そば』(並盛り650円)を食べるのが正解ですが、なんとなく気分で『とん黒油そば』(並盛り680円)にしてみました。
最近は“油そば”と言っても、奇抜なトッピングを売りにしたチャラい店が少なくないのですが、なかなか硬派なビジュアルではないでしょうか?
油そば専門店としてのプライドを感じる風貌に期待も高まりますね。
この黒っぽい“油”が肝かと思われ、オリジナリティーも高めで御座います。
油そばには必須の酢やラー油も当然揃っています。他にも調味料は多いので自分の味を作るのに不自由する事は無さそうですね。
意外とボリュームがある件の是非
並盛りをオーダーしたものの、なかなか麺量はある予感です。
店内を見ると並盛り1玉150グラム、中盛り1.5玉225グラム、大盛り2玉300グラムみたいな分かりやすい表示があるので、参考にして下さい。
ちなみに最高峰の“最強盛”になると茹でる前で麺3.5玉525グラム、麺茹で後はなんと945グラムになり、具も合わせると総重量1キロのデカ盛りメニューになるらしいです。
なるほど、色々な意味で“最強”かも知れませんね。
しっかりした“脂感”がキテる!!
そして!
注目すべきは“油そば”としての完成度の高さでしょうか?
そもそも、油そばは非常にシンプルな食べ物だったのですが、その後はトッピングが増えたりして豪華になって来ました。
さらに!
油そばの味の決め手となる“タレ”も、店によっては手の込んだ奴を提供するようになって来ているのです。
この『春日亭』も非常にクオリティーの高いタレでして、しかも昨今の健康ブームをガン無視したオイリーさで味を主張して来ます。
また、油そばはスープレスな分だけ冷めるのが早いので、冷めるとラード状に固まってしまう動物系の脂を使うと重くなってしまうのですが、逆に油自体の美味しさを求めた結果、『春日亭』は動物系の脂もガンガンにぶっ込んで来ます。
この割り切った方針が多くの人を惹きつけていると感じた筆者です。
ご馳走様でした!
『とん黒油そば』 総評
秋葉原で一番美味しいと思われる『春日亭』ですが、その評価も納得出来る味でした。
奇抜なトッピングにチカラを注ぐ店が多い中で、あえてスタンダードな“油そば”の美味しさをストイックに追求する『春日亭』はリスペクトですね。
若干、油そばの中でもオイリーな部類に入るので、万人向けの店ではないかもですが、逆に好きな人はリピートしまくる中毒性のある味かも知れません。
というわけで、久しぶりにノーディスで終わって、筆者も一安心で御座います。
それでは、是非みなさんも『春日亭』の美味しい“油そば”を食べてみて下さい。
『春日亭』秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田3-1-12 大石ビル 1F
営業時間 11:00~23:00
日曜祝日 11:00~22:00定休日:無休
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか