• このエントリーをはてなブックマークに追加
東大が講義をネット配信 今までとは真逆なIT化の流れかも?
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

東大が講義をネット配信 今までとは真逆なIT化の流れかも?

2013-03-30 16:04
    and_311022.jpgIT化といえば新興勢力が伝統を叩きのめす! という流れでした。『iTunes music store』がアメリカのリアル店舗を一掃する、『Amazon』が伝統的な書店に対抗するなどです。

    『東京大学』(東大)はベンチャー企業の『コーセラ』と共同でこれから講義を配信していくと発表しました。 どちらかというと東大は伝統的であり今回の発表は意外です。

    ●試験運用として2つの講義がリリース
    試験運用としてコーセラ上に二つの講義が公開予定されています。

    ・「戦争と平和の条件(Conditions of War and Peace)」

    ・「ビッグバンからダークエネルギーまで(From the Big Bang to Dark Energy)」

    これらを英語であるが、コーセラにログインすることで誰でも講義を受けることができます。

    試験運用が成功すればより多くの講義がアップロードされると考えられます。

    ●将来的には受験がなくなるかも
    個人的な見解ですが、オンラインで誰でも講義を受けられるということはサーバの強化だけで人数を増やすことができます。 リアル大学と違って無制限に生徒を受け入れることができるので受験というシステムがなくなりそうです。

    ●コーセラって何?
    todai2.jpgコーセラ(Coursera)はアメリカのベンチャー企業で、大学の講義をオンライン配信しています。配信元も『ハーバード大学』や『スタンフォード大学』などの有名大学が多いです。講義は全て英語ですが、無料で配信されているのでネット環境があれば誰でも受講可能です。

    難しい内容をさらに英語で受講する必要がありますが、無料で高度な講義を受けられることはおいしいと思います。 todai3.jpgいろいろな大学の講義が選べるので、一貫性は無い。自分で方針を決めて選択する必要があります。

    コーセラの東大ページ

    https://www.coursera.org/todai

    東大のプレスリリース

    http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250222_j.html

    写真は全てwww.coursera.orgからです。

    ※この記事はガジェ通ウェブライターの「寺平長由」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

    ■関連記事

    最強の万歩計が日本で発売! 誰でも長続きする 『fitbit』

    映画出演者がワンタップで解る Kindle Fireの新機能 アメリカで公開

    iPadで試験アプリ! 試験中はネットワークを遮断

    タワレコが店頭限定でアーティスト画像を配信 東芝『FlashAir』

    ボタン電池交換時の悲劇を防ぐ! コインドライバー

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/311022
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。