今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
■恐怖の大王の後(メカAG)
アベノミクスで雇用が回復しつつある昨今。非常に喜ばしいことだ。しかし当惑している人達もいるだろう。「グローバル化だ」「少子化だ」「ロボットに職を奪われる」と、これからはもうずっと未来は暗いんだ、と危機感を煽って商売をしてきた評論家の人たち。
1999年に恐怖の大王が来なかったオカルティストたちを思い出す。とりあえず様子見→沈黙→ちょっと時期がずれただけ→実は恐怖の大王なんて最初から予言されてなかった!→もっと恐ろしい予言が発見された、と。
たぶん評論家の皆さんの言動もこれと似たようなものになるはず。楽しみですなwwww。
* * *
むかし、1999年がまだかなり先立った頃「惑星直列」というのもあった。1982年に9つの惑星が一直線に並ぶので、各惑星の重力の相乗効果で色々破滅的なことが起きるのだ、と。
でも当然だけどなにも起きなかった。しばらくして登場したのが「木星効果」。なんか木星による補正をしないとダメだったという話。
「真説・木星効果―かきなおされた「惑星直列」理論 (ブルーバックス (B‐526)) [新書]」 ジョン・グリビン (著), スティーブン・プレーガマン (著), 杉元 賢治 (翻訳), 頴川 栄治 (翻訳) 『Amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4061181262
なんか表紙の画像が違うような。ホントの表紙はこっちですな。ブルーバックスなんだよね(苦笑)。
「真説 木星効果 かきなおされた惑星直列理論の商品情報」 『aucfan』
http://aucview.aucfan.com/yahoo/b105996711/
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あと十字架上の並ぶグランドクロスというのもあった。
「惑星直列」 『赤い惑星』
http://www.geocities.jp/planetnekonta2/hanasi/chokuretsu/chokuretsu.html
これを見ると、惑星直列っぽいものは2000年や2002年、2010年にも起きてるのね。でも1982年や1999年に騒ぎまくったおかげで、賞味期限が切れてて、まったく話題にならなかったな。
そういえばゼビウス(1983年)のストーリーに「ヘキサクロス」というのが出てくるが、いま思い出すとこれも当時話題になってた惑星直列とかが元ネタか。
関係ないけど最近IPアドレス枯渇問題って、あんまり騒がれなくなったね…。これも飽きられたのか…。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2014年05月27日時点のものです。
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