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【イベント案内 3/4〜5】林業界で注目の「自伐型林業」──高野孟の地元 鴨川市で始めてみましょう
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【イベント案内 3/4〜5】林業界で注目の「自伐型林業」──高野孟の地元 鴨川市で始めてみましょう

2014-02-27 17:54
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    軽架線(ワイヤー)に滑車をつけて運び出す搬出作業の様子(写真:土佐の森・救援隊)

     
    千葉県鴨川市で“半農半ジャーナリスト”暮らしをする高野孟(THE JOURNAL主宰)の地元で、新たな試みがスタートします。いま、林業界で注目を浴び、全国で広がる「自伐(じばつ)型林業」。3月4日から2日間、高知県から講師を呼び、座学と実践が行われる予定です。

     林業といえば、これまで「儲からない」が決まり文句の「衰退」産業。始めようにも数千万円から億単位のイニシャルコスト(初期費用)がかかり、一般的には参入のハードルが高い業種というのが一般的な見方です。それに対し、自伐型林業はチェーンソーや軽架線(ワイヤー)、小型の機械(林内作業車)などコストを抑えた林業で、農村部の新たな仕事として全国40ヶ所以上で広がっています。

    ■ 山中で自伐型林業の研修会 みなべ川森林組合と里山活用研究会(2014.2.25 紀伊民報)
    http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=268951


    ※自伐型林業については以下参照
    ■「本当にあった小説「神去なあなあ日常」のある暮らし──国には見えない密かで大きな「自伐型林業」の動き」
    http://ch.nicovideo.jp/ch711/blomaga/ar232311

     「林業は誰でもできる」というのは、講師をつとめるNPO法人「土佐の森・救援隊」の中嶋建造(なかじま・けんぞう)理事長。初心者から始められるという中嶋さんだが、さらに農村での仕事づくり=収入アップにもつながるといいます。
    「今までの林業は、山の所有者が他人に伐採などの施業を任せていたため、所有者の手元にお金が残らず『林業は儲からない』が常識になっていました。自分でやれば林業は儲かるんです」

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    小型の林内作業車。自伐型林業には大型機械は必要ない。(写真:THE JOURNAL)

     初日に座学を、2日目には実際に地域の山で伐採、搬出をする予定です。参加費は無料(カンパ募集あり)で一般公開します。地元の呼びかけ人によると、地元民はもちろん、東京都を含む首都圏のほか、奈良県からの参加者もいるとのことです。21世紀型のライフスタイルを築きたい方はぜひ参加を!

    【日時】
    3月4日(火)15時~17時 (座学)
    3月5日(水)9時~15時(実習/弁当持参)

    【座学開催場所】
    大山青少年研修センター(千葉県鴨川市平塚1717−15) (実習場所は4日に発表)

    【チラシ】
    以下、ダウンロードください(PDF)
    https://dl.dropboxusercontent.com/u/1521351/140304jibatsu_outline.pdf

    ☆ ★ ☆

    【呼びかけ団体からの案内】
    南房総ではじめる自伐型林業 勉強会&実践会

     南房総の山々では、材として搬出する手間も大変ということで、 ほとんど放置されている状況です。 また、南房総の山は低いため、大規模林業の導入も費用対効果の面からも 難しいと言われてきています。しかし、先日の大雪のおり、南房総も倒木等の大きな被害を受けました。 日常的に山に入る生活をしなくなったために、全てを与えてくれた山が 荒れ放題になってしまっています。

     そこで、なんとか森の資源を活かしていきたいと考えるようになりました。その一つの方法が、「自伐型林業」の導入です。 これは、地域の山を自分たちの責任で伐採、搬出、出荷する林業で、大型機械に頼らず気軽に始められるものです。小さな作業車(林内作業車)とワイヤー(軽架線)、軽トラなどを使い、山の管理を手の届く範囲で続けていきます。
     伐採した木は、材として搬出することもできますが、もちろん薪からの利用も可能です。 将来的には、薪ボイラーを導入し、温泉の湯を沸かす等の利用法も考えます。 千葉県の南房総地域で、どのような活動ができるか、みんなで考えてみませんか。

     高知県からNPO法人「土佐の森救援隊」の中嶋さん、山梨県道志村で自伐型林業に取り組む大野さんが作業実践を行ってくれます。

    【参加費】
    座学 無料(カンパ歓迎)
    懇親会 3,000円
    宿泊(朝食付) 3,500円

    【講師プロフィール】
    0c48bc07694d3cd4b40950f25c24d222b1638bea中嶋健造(なかじま・けんぞう)
    NPO法人「土佐の森・救援隊」理事長。NPO法人「自伐型林業推進協会」代表。1962 年生まれ。高知県旧伊野町出身、いの町在住。高知→京都→東京→大阪と流転し、95年高知へUターン。自然環境保全活動に熱中し、2003年「土佐の森・救援隊」の立ち上げに参加。2013年、「自伐型林業推進協会」(NPO申請中)を立ち上げ、全国で自伐型林業を志す地域のサポートを始める。

    ◎ NPO 法人土佐の森・救援隊の受賞歴: 平成18 年度「間伐・間伐材利用コンクール・間伐推進中央協議会会長賞」(林野庁主催)、第1回「四国山の日賞」(四国四県、四国森林管理局主催)、平成19 年度第1回「立ち上がる農山漁村」(農林水産省主催)

    【問い合わせ】
    電話:080−4376−0027(担当:首藤)
    メール:uegaki★smn.co.jp(★を@に/担当:上垣)

    【協力】
    自伐型林業推進協会 大山村塾 鴨川自然王国 大山千枚田保存会 NPO法人うず 釜沼木炭生産組合
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