トランプ米大統領は14日、米国に輸入される自動車に、4月2日頃から関税を課す方針を表明。対象国や税率には言及なし。24年日本の対米総輸出額21兆2951億円中、自動車は6兆261億円、自動車メーカーに大きな影響か。
自動車関税は「4月2日頃」発動、日本企業にも打撃か…(読売) トランプ米大統領は14日、米国に輸入される 自動車に、4月2日頃から関税を課す 方針を表明。対象国や税率には言及しなかった。米国に多くの自動車を輸出している 日本 も対象となれば、関連企業が打撃を受ける可能性がある。 米国では自動車の輸入額が輸出額を大幅に上回っており 、トランプ氏は日本やドイツなどから多くの車が輸入され、米国の自動車産業を苦しめていると繰り返し不満を述べてきた。米国は 現在、輸入される乗用車に2・5%、 トラックには25%の関税を課しており、これを引き上げる意向だとみられる。 米商務省によると、2024年の 乗用車の輸入額は、国別ではメキシコが最も多く487億ドル(約7・4兆円)、日本は399億ドルで2位だった。 日本の財務省の貿易統計によると、 24年の日本から米国への総輸出額21兆2951億円のうち、自動車は品目別で最多の6兆261億円に上り、全体の28・3%を占めた。自動車部品(1兆2312億円、5・8%)と合わせると、全体の3分の1を超えた。 関税が課されると、米国に輸出し、現地で販売する自動車...