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再掲ブログ「高原直泰選手」2010/09/18@水源三星ブルーウィングス
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再掲ブログ「高原直泰選手」2010/09/18@水源三星ブルーウィングス

2016-10-31 19:13

    「水原三星ブルーウィングス」観戦記

    高原直泰選手

    タカハラナオヒロセンシュ

    「水原三星ブルーウィングス」の試合を一昨日の9月18日(土)、韓国の水原市に観に行って来た。
    高原直泰選手は、健在だった。とても気持ちよさそうにプレーしているように見えた。
    「タアカハラ」と言う大きな掛け声も1回は出たし、いいプレーに拍手もあり、
    サポーターにも支持されていたことが分かった。安心した。

    僕がこの高原選手のHPに書き込んだことにレスしてくれた金ソンさんにも会えた。
    会えたどころか、ピッチのすぐわき、芝生のキレたところにある特別席を会社に掛け合って用意していてくれていた。
    だから、僕はこの水原三星―慶南FC戦、高原選手の活躍を目の前数メートルで観ることができた。
    金さん、ガールフレンドの日本語のとても上手な李さん、ありがとう。

    ソウル金浦空港まで羽田から約2時間。
    金浦空港から電車に乗り、途中地下鉄2号線に乗り換えSadan(舎堂)駅に約45分で着く。
    この駅は市の中心部から来た4号線と交差する駅だ。ここまで1200Wか1500Wかな。
    そこで水原市行きの高速バスに約50分乗る。
    高速バスの乗り場は標識がある訳では無く、ちょっと分かりづらい。
    でも交差点のすぐそば、バス停の囲いがあるし、大勢の人が並んでいる、
    でもそこいら辺の人に尋ねたほうがよいと思う。
    料金は1700Wだ。交通費はとても安い。高速バスは水原サッカー競技場の真ん前につく。(1Wは0.08円)

    正面入り口わきにチケット売り場がある。3000Wから30000Wまで種類があるが、とにかく安い。
    指定席をと言ったら、ない、との返事、で10000Wの席を買ったら、次戦の招待席をプレゼントしてくれた。
    席はブルーウィングス側は2階席はガラガラ、1階席はほぼ80%、
    相手チームには目視勘定可能な24人の極小応援団がいて太鼓が時々鳴った。
    全体にはかなり空席があったけど、
    なぜかダフ屋さんがいて、余った席買うよ、とでも言っているみたいだった、違うかもしれないけど。

    売店では高原選手のユニフォームはまだ売っていなかった。
    もう1週間したら入荷するので予約してくれと言っていたけど…。
    水原三星ブルーウィングスのチームシャツを買い、着こんで応援することにした。
    席に着いたのは、試合開始30分前だった。
    お目当ての高原選手は、地グロの肌、さっぱりした坊主頭、
    ユニフォームをだらりとパンツの外に出すいつものスタイルで、
    シュート練習とか、リフティングとかしていた。
    あー、高原選手のピッチ上の姿観るのはとーっても久しぶりだな、いいな、似合うなと思った。

    試合に入っても、彼は思う存分ピッチを駆け回り、ゆっくり走り、ときどきたらたらと歩き、
    チームメイトに声をかけ、指示を出し、とてもリラックスしているように見えた。
    守備にも動き回ったし、ポストプレーやヘディングシュートのチャンスも、
    飛び込んだいい場面も何回か在ったが、正面はなかなか向けなかった。
    ポジションは、若い韓国選手の26番とツートップだったけど、
    この二人のコンビはまだまだ完成されているという訳にはいかないように見えた。

    でも、一瞬だけど、前半の真ん中あたり、高原選手の獰猛なプレーを観た。
    センターラインを越えたあたりで右から左に走り込み左45度あたり、ちょうど僕の目の前で、
    真後ろからのボール、絶好調の時のようにノールックのダイレクト、
    ちょっと届きそうにない速さのパスを左コーナーに左のアウトサイドでピシッと振った。
    7番の選手が走る、速い、ギリギリ追いついた、回り込みセンタリングまでいった。
    タイミングが合わなかった高原選手はほんの数センチ届かず、頭もボールもむなしく空を行き、
    彼はキーパーにぶつかりながら倒れ込んだ。
    ものすごいスピード感だった、左のアウトサイドキックがすごかった。
    体がそのように反応したのだろう、ディフェンダーはそんなパスが出てくるなんて、とびっくりしたように置いて行かれた。
    高原選手のキレは素晴らしかった。
    31歳なんて年取る、なんて歳ではない、って言いたげなプレーだった。
    彼の体から一瞬闘いのオーラがほとばしり出るのを見た。
    とてもうれしかった。

    やや疲れが見えた高原選手は後半25分で交替、試合は、水原三星が0-2で負けた。
    相手が強かった。
    試合中、大声で叫んだ僕以外から日本語の掛け声が出なかったので、
    日本人は僕以外に居たのかな、いるようには感じなかった。

    帰りは、スタジアム前でバスに乗り、Gangnam(江南)駅に着いた。
    夜の遅いこの地域で、ゆっくり鳥鍋を食べ、
    親切だった水原三星会社の方々・水原サッカー場の関係者・お手製の高原選手の22番のTシャツ着た金さん・GFの李さん
    ・高原選手のもっともっとの活躍を願ってビールで乾杯した、美味しかった。

    また、高原選手がいる限り、ここに来ようと思う。
    みなさんも行ってみてください、高原選手ってやっぱり日本の最高のFWだって改めて確認できます。 

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