「小飼弾の論弾」で進行を務める、編集者の山路達也です。
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 今回は、2025年04月08日(火)配信のテキストをお届けします。

 次回は、2025年04月22日(火)20:00の配信です。

 お楽しみに!

2025/04/08配信のハイライト

  • 「公約に忠実という意味では正しい」トランプ関税
  • 日本の高速道路の料金は桁違いに高い
  • アメリカの製造業は雇用力が弱い
  • 視聴者質問「一神教とローマ帝国」「運転が不安」「AIと漫画」
  • 弾さんは果たしてどこにこれから投資するのか
  • ナトリウムイオンバッテリーの実用化

「公約に忠実という意味では正しい」トランプ関税

山路:最初、軽いニュースからいこうかなと思うんですが、Nintendo Switch2が発表されてということで、わたしも早速、抽選に応募、もうすでにしたんですけれども。今回の、弾さんゲームやらないからNintendo Switch自体には全然興味ないと思うんですけど(笑)、

小飼:ハードウェアとか、かなり興味があるよ。

山路:どうでした、見て?

小飼:今でもゲームコンソールというのは成り立つんだ、でもどうやって成り立たせるかっていったら、もうJoy-Conであり、ディスプレイであり、ドッキングステーションでありっていうことで、CPUとかロジックボードっていうのはほとんど固有のじゃないのと同じじゃないですか、

山路:まあそうですね、言ってしまえば。いちおうNVIDIAのカスタムチップは使ってみたいですけどもね。カスタムチップとはいうものの、そこのところは本当にスマホっぽいっちゃスマホ、似たようなもんではありますよね。今回ゲームが発表されたりとか、そういうことなんか以上に、話題になったのは、

小飼:どうやって売るか、予約させるか。

山路:まず2月28日までにゲームを50時間遊んでなきゃいけなくて、なおかつNintendo Onlineに1年以上加入してる、私はまあ余裕でその条件は満たしてたんですけど。

小飼:なんかカジュアルユーザーお断りみたいな、

山路:私はカジュアルですよ(笑)。

小飼:けっこうショボーンとした人いたよね、なんか予約できませんでした涙目みたいな。コンビニのおにぎりです、はい。

山路:予約できなかったって人、嘆いてる人の中にはNintendo Onlineには加入してるんだけど、ファミリーアカウント、サブアカウントで子供らせがいっぱい遊んでたけど、メインアカウントが自分は遊んでないから資格がないとか、

小飼:あるあるある、パパママが泣いてますね、

山路:そういうところで転売ヤー対策ってもあるんですけど、もう一つ話題になったのが日本語版専用、

小飼:あれはちょっと複雑な気持ちになりましたよね。要は「おま国」をやってる、逆おま国とでも言えばいいんでしょうかね。

山路:日本人に安く売る、機能を落とした代わりに安く売るというやつですね。弾さん的にはどうした方が良かったと思います?

小飼:いや、Nintendo Onlineだけで良かったんじゃない?

山路:ただ、それで転売って防げましたかね?

小飼:いや、だからそもそもクレジットカードに国籍があるじゃん。確かに任天堂の場合は子供向けのプロダクトも扱ってるっていうことで、クレジットカードでない決済も、ゲームとかを買うときにはできるけれども、でも本体を買うときとかっていうのはクレジットカードを前提にすれば、国籍が決め打ちにできるわけじゃないですか。だから、そこだけでも良かったような気はしますよね。

山路:支払いをクレジットカードだけで受けるみたいなことができたかどうか、

小飼:いや、だから一つのカード番号に対して1台みたいなことっていうのはトリビアルですよ、それは。転売ヤーの皆さんもクレジットカードで決済することもあるけど、バルクでやるから。だから今店内にあるやつをみんなくださいとかっていう形でやるわけでしょ。その場合もカードは使えるけど、現金でやっちゃう場合っていうのがもっと多いはずなんですよね、足がつかないように。

山路:任天堂直販に関しては、そういうのは確かにクレジットカードで弾くってことはできたかもしれないか。それにしてもつくづく日本人の購買力が落ちてるなっていうのを感じさせる話でもありますよね。

小飼:いや、でも元々ゲームコンソールの日本人のシェアって1割ぐらいじゃなかったっけ。

山路:それは最近の話ではありますけどね。

小飼:いや、もうプレイステーション3ぐらいの頃から、

山路:それはそうですね、

小飼:世界的にそれぐらいの頃から、もうアメリカが4割、欧州が4割、日本が1割で、残りの1割というのを残りの世界で。

山路:ただ任天堂のカルチャーってけっこうまだ海外のユーザーも、日本初の文化って受け取ってるところがあるような気がするんですけどもね。

小飼:まあ名前からしてね。

山路:ソニーってなんかもうアメリカ人はアメリカの会社だと思ってたりするじゃないですか。任天堂に関してはまだ日本のカルチャーみたいな意識があって、そこのところなんかもちょっと今回の施策っていろいろ関係してるのかなとも思ったんですけどもね。

小飼:いや、でもマリオは明らかに日本人でないし、ピクミンとか日本人どころか人間ですらないじゃん。

山路:まあまあそれは(笑)、ゲームキャラクターはそうですけどもね。

小飼:ねえ。

山路:Nintendo Switch2でもう一つ話題になったのが、アメリカでの予約受付を延期と。

小飼:ああ。要は関税がどうなのかっていうのがわかんないから。

山路:そうそうそう。で、というわけでトランプ関税の話に行くわけですけれども、めちゃめちゃじゃないですか、控えめに言って。

小飼:うん。いやー、だからここまでバカ丸出しっていうのもね。

山路:このトランプを支持してた大金持ちたちが、

小飼:大金持ちのほうか、

山路:大金持ちのほうも、もういい加減にしろよって公然と非難を始めて、

小飼:いや、でもこうなることはわかってなかった、

山路:初めからやるって言ってたじゃんみたいな、それなのにお前たち支持してたのに、何、今さら文句言ってんだみたいな。

小飼:公約に忠実という意味では正しいわけですよ。公約を施行しただけというね。

山路:この、さらにトランプ関税ってもういろいろ言われてるのがありますけど、そもそものこの税率の算出っていうのが、

小飼:ウケるね、

山路:ウケて(笑)、最初の貿易赤字で計算してるっていうこと自体もなんじゃそりゃみたいな話なんだけど、それに加えてさらにその計算を間違えてるっていう(笑)。

小飼:いや、そもそも各国ごとにやるっていうのがちゃんちゃらおかしいわけですよね。それでペンギンしかいない無人島の関税率とかっていうのも発表してて。そこになぜかロシアと北朝鮮がいないというね。

山路:あと台湾は国として入ってるという(笑)。

小飼:まあでも他にも国でない、regionってあったと思う。

山路:確かにペンギンとかで無人島も入ってるぐらいなわけですもんね。

小飼:ロシアはない。

山路:(笑)これなんて言えばいいんですかね、誰かちゃんとチェックしてるやついねーのっていう。

小飼:いたんだよ。確か、朝日新聞がインタビューしてる、その関税をしてる人の中の人の。

山路:一番の関税強硬派の人、ありましたよね、朝日に出てましたね。

小飼:バーカ!

山路:(笑)彼の思想をトランプは取り入れたってことなんですか? それともトランプの意を受けて、彼が理屈を作ったんですか?

小飼:いや、トランプはそういう意があったんだけど、それに、要するに理論的な肉付けをしたのがあの人だね。

山路:その理屈自体がもう弾さんから見たら、バーカという、

小飼:バーカという。ただ、バカに支持されたからこの政権が発足したわけですよ。

山路:(笑)

小飼:だから、その意味では極めて民主的ですね。

山路:なんか、普通選挙の行き着く先みたいな感じとでもいうか。

小飼:いや、でも選挙自体は普通ですらないわけです。だから選挙制度というのが民主的でないっていうのが、民主化指数というのをFinancial Timesが出してるんだったっけな、アメリカってかなり低いんですよ。で、なぜそうだっていうと、選挙制度があんまり民主的でなかった。だから選挙人登録しなければいけないし、しかもElectral Collegeがあるでしょ。だから、多数でなくても勝ててしまう。

山路:選挙人制度も民主化の制度の、民主化度合いとして算定に入ってるんだ。

小飼:入ってる入ってる。マイナスです。

「小選挙区制も良くないね」(コメント)

小飼:うん。Financial Timesじゃなくて、Economistでしたね、失礼いたしました。どこがやってるかというと。

山路:この関税に関して、イーロン・マスクはゼロのほうがいいよっていうことを言って、大統領補佐官とかをクソミソに非難しとるという状況、

小飼:何を今さら。何を今さら。

山路:これ、トランプ政権に参加したイーロン・マスクとか、その後金持ちも、本当にやるとは思ってなかったってことなんですかね?

小飼:いや、どうだろうね。でもそれを言ったら、関税のダメージよりも、DOGEのほうがでかいでしょ。Teslaの時価総額を半分にしたという。

山路:(笑)いちいち桁が大きいですよね。じゃあちょっと今、DOGEの話に、今DOGEが出たんで、一瞬いっときましょうか。このイーロン・マスク、DOGEでこの6000万行のCOBOLからなるシステムを全部書き換えようとしとるという話なんですけども(笑)。

小飼:ほんとかなぁ、それ。そもそもソースコードに全部アクセスできたのかな。

山路:わかんないですね。いろんな権限は与えられてるみたいな記事は出てましたけれども。そこのイーロン・マスクのやってることに関してちょっと面白いニュースが、

「Tesla自家総額落ちまくったところでAppleが買うとかどう?」(コメント)

小飼:って、あのさ、そんなにマスクに現金を与えたい? そもそも、今が底値だと思うの?

山路:ダンさんはTesla、もっと落ちると思ってます?

小飼:思ってる。だから、かつてのAOLみたいになるんじゃないかと、このままではね。

山路:ちょっとDOGE続きで言うとくと、イーロン・マスク、いろいろこれカットできたとかって散々言ってるじゃないですか。それでこの社会保障なんかでシステムに使われてるやつのテープストレージで1億円ぐらい節約できた、みたいなことをアピールしてるそうなんですけど、バックアップ用のテープストレージを1億円ばかり節約して何になるんだって(笑)。

小飼:ハナクソどころか、フケひと欠片ぐらいだよね、1millionというのは。

山路:それバックアップしないほうがよっぽどまずいんじゃないのかっていう話ですけどね。

小飼:いやあ、バックアップといえば、ETCがすごいことになって、うちも少し巻き添えを食ったんですよね、そのニュースをやる?

山路:じゃあちょっとETCのほう、先やっときます?

小飼:そうですね。まだ無料のうちにやっておきたい。

山路:そうか、じゃあETCのほうやっときますか、

小飼:また戻ってきます、これは。

山路:関税のほうはね、

小飼:だから今日、けっこうな主題でもあるので、

日本の高速道路の料金は桁違いに高い

山路:金の話、絶対限定でも、弾さんは果たしてどこにこれから投資するのかという話は、ぜひお聞きしたいですしね。これはETCか、これか。これってETCで大規模障害が起こって、ETCレーンが自動で開かなくなっちゃったんですよね。

小飼:そうそうそう。

山路:そこでさっさと開けりゃいいものを、

小飼:そこ、

山路:人手でなんとかしようとして、ものすごい渋滞を招いて。

小飼:で、結局開けて、あとで精算してくれと、

山路:最初からやれよっていう、もう最初から無料にしときゃ、渋滞も起こらなかったし。システムの復旧料としてまあそんなもんでしょ。

小飼:いや、だから壊れた時点でもう全部開けるべきだったのはもう確かですね。それは。

山路:なんか佐藤一郎先生、NICTでしたっけ(※編注:佐藤一郎教授の所属はNII(国立情報学研究所))、もうそれは復旧のための必要経費だと思ってさっさと開けるべきだったっていうようなことをおっしゃってたと思いますね。

小飼:いちおう記者会見はやったけれども、その記者会見に出た人たちが、彼らにはちょっと失礼な物言いになっちゃうんですけど、あまりに下っ端で。要は例えばゲートを開けっぱなしにしましょうとかっていう権限を持ってる人たちでは全然なくて。ちょっとびっくりした。いや、これはどれくらいでかい事故かって言ったら、どう考えても社長とかが出てこなければ収まらない事故ですよね。

山路:今回のって完全に経営判断ミスがデカかったと思う、

小飼:経営判断とか以前に、そもそもなんで民営化されてるの? と。

山路:そっからか(笑)、

小飼:そっからです。いや、これはJRとかとは違うわけです。だからJRというのは単に路線を持ってるだけ、あ、持ってない場合もあります、借り受けてる場合とかもあって、整備新幹線とかそれなんですけど、それはちょっとさておき。線路を持っているだけでなく、その上を走る車も持っていて、チケットの販売とかもやっててっていうのを全部やっているわけですよ。だけど、道路公団の場合の道路というのは誰のものかというと、道路公団のものじゃないんです。それは日本国政府のもので、当然国民のものなわけですよね。NEXCOのものではなくて。

山路:それなのに通行料を取ってやってる?

小飼:通行料を取ってというよりも、いや、だからなんで分割民営化したの? アホか!?

山路:公共の財産なのに。

小飼:そう。いや、だから道路だけです。だからその上を走ってるものというのは、

山路:それぞれの人のものですね。

小飼:そうそうそう、だから車のオーナーのものですよね。ほとんどの場合、ドライバーのものです。だからそもそもJRとは前提条件が違うわけですよ。高速道路の正式名は高速国道といいます。

山路:ああ、はいはいはい。

小飼:だから国のアセットなんですよね。私道じゃないんですよ。

スタッフ:すいません。電気はどうでしょうか。

小飼:(コメントを見ながら)あ、首都高は有料にしておくべきです。それはなぜかっていうと、要はロードプライシングでトラフィックを、

山路:混みすぎるからってことで、

小飼:そうそうそう。だから、混みすぎるときはだから値段を上げて、そうでないときは値段を下げてっていうのは、都市高速はそういう観点で有料のままにしとくべきだと思います。ただし、道路というのはもう基本タダのものに置いておくべきで、日本の高速道路の料金体系というのは、極めて異常です。き・わ・め・て異常です。

山路:高いっていう?

小飼:いや、高いというレベルですらない。

山路:そもそも取るのが変って言ってるわけですね。

小飼:取るのが変だし、はい。

スタッフ:あ、すいません。さっき言ったのが、聞こうと思ったのが、電気も分けたじゃないですか。

山路:電力の話?

スタッフ:地方ごとの。

小飼:いや、それ財閥解体のときだったので、かつては日本発送電という、日本丸っとの組織だったんですよ。

スタッフ:基本的には、だから道路は無料であるっていう基本があるから、っていうことですね。

小飼:基本でなくて、根本です。首都高で制限速度、いや、50ってことじゃなく、50の区間もけっこうあるけれども、

山路:50とかもあるんだ、

小飼:だから、その一方で湾岸線みたいに100キロ出せるところもあることはあるんで。80だったかな。

山路:そこのところは制限速度を設けることは、

「猪瀬さんの仕事」(コメント)

小飼:でなくて、本当にバカったいよな。

山路:これ、ETCトラブルということで言うと、まだ原因わかってないそうなんですよね。

小飼:わかってないらしいね。

山路:最初は何かのシステムの更新が原因かと思ったら、それとも違ったらしいみたいなことで。なんかめっちゃ怖くないですか。

小飼:いや、めっちゃ怖い以前に、なんであんな重たいシステムにしたのかと。いや、道路に対する課金というのはべつに日本の専売特許ではなくて、有料道路というのは全世界にあるんですけれども。機械にICカードを挿して、ゲートを作ってっていうのは本当に確かに日本ぐらいで。他の国の有料道路というのは本当に、しょぼいRFIDを車のウィンドシールズにペタッと貼る程度のもので。

山路:それでちゃんと成り立ってはいるんですか。

小飼:成り立ってはいます。実は最近はアメリカのフリーウェイでも有料のレーンとかがけっこうあって。なんですけれども、レンタカーを借りるとそこ通った料金というのが後でチャージされるんですよ。

山路:なんか話聞いてると、ますますよくわかんなくなってくるのは、ETCいらんやんかっていう感じが、

小飼:なんであんなゴツいシステムにしたのかという、だから、それはなぜかというとやっぱりゴツい料金を取ってるからなんですよね。

山路:ほー。

小飼:ざっくりなんですけれども、高速道路を使うと、その高速道路を走るのに要した燃料代の倍くらい取るんですよ、ざっくり。

山路:そうか。車を自分が乗らないもんで、そんなに高速道路の料金というのをそういうふうに意識したことがなかった。

小飼:そうなんですよ。にもかかわらず、じゃあそれだけの料金を取ってるから、日本の高速道路というのはさぞ質がいいんだろうと思ったら、ところが暫定2車線とかっていう、

山路:ありますよね(笑)、なんかめっちゃ渋滞するような狭いところありますよね。ほー。そもそもなんかもうおかしいわけだ、ETC以前に。

小飼:そう、だから道路というのは一体何なのかっていう、もうそこからしておかしいんですよ。

山路:ETCのシステムの話をするんかと思ったら、全然、なんかもう根本の根本から、

小飼:いや、それもなんで日本のETCがあんなに重たくなってるのかって言ったら、まさにそこなんですよ。

山路:そういう複雑なシステムだからこそ故障もしやすいみたいなこともあるのかもしれないな。

小飼:数千円、下手するとか数万円取られるっていうのはほんと、日本ぐらいなんですよ。

山路:なるほどなあ。

小飼:他は本当に、取られてもとか数百円とか、そういうレベルなわけですよね。で、橋渡ったらもうおしまいとか、そういうレベルなわけですよ。

山路:へええ。

スタッフ:でも、今弾さんが言ってるのって、そもそも民営化そのものがダメってことですよね。

小飼:民営化以前の問題なんです。

山路:誰のものかっていうことがちゃんとわかってないというか。

小飼:そうそうそう。

スタッフ:国道、県道、市道とかっていうのは全然OKだって話ですよね。

小飼:いや、そういうことでもなくて。でも、全国つなげて一つの有料道路にしたという、いわゆるプール制ですね、というのはなかなかの政治的発明だと思いますよ。

スタッフ:そうなんですか。

小飼:悪い意味でね。NTTが電話加入権をチャラにした以上の、国家的詐欺ですよね。

山路:言ってみたら、その官僚とかのロジックって、本来だったら国の財産であるような道路っていうのを改めて二重取りしてるわけか、

小飼:いや、はっきり言って詐欺です。はっきり申し上げて詐欺です。

「高速道料金無料化したら物流業界にめっちゃ恩恵ありそうだけどな」(コメント)

小飼:そうなんですよ。いや、でも確かにロードプライシングっていうことで、それでトラフィックを制限制御するっていうのを考えたら、僕は有料であること自体というのは残しておいてもいいと思う、特に都市高速とかの場合。でも、そもそもの料金がでたらめに高い。そもそもが国の財産なわけです。国の財産なのに、なんで上を走ってる人がエクストラを払わなければいけない、という。