プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」。今回は「世志琥のMMA出撃」「豆腐プロレス」について！


◯世志琥のインタビュー動画
「MMAの練習？　毎日肉を２キロ食ってるわ!!」
https://www.youtube.com/watch?v=XFxnjxlUiOs



――SEAdLINNNGの世志琥選手が韓国のROAD FCでMMAデビューすることになりました。日時は２月11日、相手はチョン・ソンユというMMA戦績１戦1敗のファイターです。

事情通Z　世志琥選手の師匠の高橋奈七永選手も最近はラウェイなどの格闘技戦に進出している。奈七永選手はその理由について「21年目の目標として世界一強い女になる」と発言。それはアントニオ猪木vsモハメド・アリのように世間から注目されるような試合をやったうえでプロレスラーの強さを示したいと。

――なんでまたそんな目標を？

Ｚ　それは世志琥vs安川惡斗の凄惨試合がきっかけ。あの試合ってここ数年の女子プロの中では最も世間の耳目を集めた。奈七永選手がSEAdLINNNGを旗揚げするにあたり「対世間に届くプロレス」って何かを考えたと思うんだけど、世志琥vs安川惡斗は「スキャンダル」であり「強さ」だった。それこそ猪木vsアリはその原点でしょ。

――なるほど。刺激的でどっちが強いのかという興味が掻き立てられるものを目指したわけですね。

Z　そんな試合を単純にやりたい。そのひとつの手段が格闘技となったんでしょう。

――でも、その発想は面白いですね。スターダムは世志琥vs安川惡斗以降、顔面への打撃攻撃は禁止になったじゃないですか。

Z　スターダムは顔面パンチ１発でも反則負け。

――逆に奈七永選手は必要なのは格闘技性だと確認した。両極端に分かれていったという。




この続きと、堀口恭司、アジャ・コング、ジミー・スヌーカ、里美和、Team DATEなどの記事20本以上がまとめて読める「14万字・詰め合わせセット」はコチラ　http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1199493