Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……
笑われたり疑われたりすることで、オレのモチベーションはかえって高まる。だから笑え、疑え!コナー・マクレガー、メイウェザー戦実現に向けて怪気炎!
1月28日(現地時間)、コナー・マクレガーが英国マンチェスターのイベントシティ・マンチェスターで、MMA記者のアリエル・ハレワニを聞き手に迎えて75分間にわたるインタビュー形式のトークショー、『An Experience with Conor McGregor』を開催した。実に観客5,000人を動員したこのイベントは、インターネット・ペイパービュー(価格5ポンド)で全世界にも配信された。
今回はこのPPVトークショーでのマクレガー発言を追ってみたい。最初に断っておくと、実際にはさしたるニュースや爆弾発言は出てこなかった。この程度の話をするのに、普通の記者会見ではダメだったのかなという気はする。とはいえ、MMAファンにとってマクレガーの動向はいまやあらゆることに関係してくる重要事項であることも確かだ。連綿と続くマクレガー物語に乗り遅れないためにも、ここはいったん押さえておきたい。
●フロイド・メイウェザー戦について
今、オレの頭にあるのはフロイド・メイウェザー戦だけだ。
この試合の是非や可能性はもう、さんざん議論されてきた。これがファンが見たい試合、オレが戦いたい試合だ。フロイドとは一度キチンと話し合わないといけない。数字の面でお互いに納得ができれば、そこからファン、プロモーター、バイヤーを探していくことになる。
(デイナ・ホワイトが両選手に2,500万ドルでオファーを出したことについて)オファーが出たことは喜ばしい。実現に向けて動いているということだからだ。最初は、試合があるかもしれないという程度の状態だったところが、今ではオファーがテーブルの上に乗っている。ただし額は足りない。マニー(・パッキャオ)とフロイドが5億ドルを得たのなら、この歴史上誰も見たことがない、競技の枠を越えた戦いは、史上初の10億ドルマッチになると思っている。ファンにもきっちりとお代を支払っていただく。
オレにはリーチがある。若さもあるし、自信もある。オレのスタイルは予測が難しい。オレのようなスタイルの選手に備えるということはできない。
アリ法(モハメド・アリ・ボクシング改革法)の問題もあるから、オレはUFC抜きでこの試合を実現するのも一案だと思っている。もちろん、UFCやデイナや、みんなで協力してやれれば一番いいが、それぞれが立場をわきまえないと行けない。メイウェザー・プロモーションと、UFCと、そして新設のマクレガー・プロモーションがコ・プロモーションすることになる。
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