10月8日、新日本プロレスの両国大会を観戦してきました。
タイトルマッチだらけの息つく暇も無いてんこ盛りのカード。第1試合の中西選手復帰戦では国技館が大中西コールにつつまれ、中西選手、永田選手、客席が涙しました。

第2試合のIWGPジュニアタッグ選手権試合、最近KUSHIDA選手は髪型の変えたのですが、シェリー選手とおそろいにしたくてあの髪型にしたのでしょうか。

第 3試合のIWGPジュニアヘビー級選手権試合。今年DDTの武道館大会でケニー・オメガ選手との試合を観た時、相手も自分も殺す勢いで技を繰り出すので飯 伏選手には恐怖を感じました。そしてとにかくえげつなくてとにかく強いロウ・キー選手。今日は死人が出るかもしれないな・・・と覚悟して観ていましたが、 誰も死ななくてよかったです。

第7試合のマシンガンVSレインメーカーではG1の興奮が蘇りました。ガンスタンとレインメーカーの攻防はすさまじい!当日私はお手製のレインメーカーシャツを着ていたのですが、この試合を観て次はマシンガンシャツを作ろうと決意しました。

第8試合のIWGPインターコンチネンタル選手権試合、この日の中邑選手はいつもとちょっと違う気がしました。いつもよりクネリをちょっと抑えていたと言うか、洗練されていたと言うか・・・まあ気のせいかもしれませんがとにかくライダーキックがかっこよかったです。

こ の日はびっくりすることもたくさんありました。まず第4試合でIWGPタッグベルトが鈴木軍に奪われたこと。まさかテンコジが負けるとは思っていませんで した。あと第5試合で試合前に裕二郎選手のマイクがなかったこと。エロいことは言わず内藤選手の膝を破壊し「その膝じゃプロレスできねえな!引退しろコノ ヤロー!」と「これマジ」抜きのコメントをして去った裕二郎選手。これは早く休めよという裕二郎選手なりの優しさだったのかなと思っていたら、翌日内藤選 手の欠場が発表されました。内藤選手、ファンはみんな待っているので、しっかり治して、コスチュームのひらひらを増やして帰ってきてください

。 そして第6試合の真壁、井上組対柴田、桜庭戦。なにがびっくりって、柴田選手、桜庭選手が肩からトゲ生やして入場してきたことですよ。ついに世紀末が来た か、私も早くモヒカンにしなきゃと一瞬考えてしまいました。しかしどうやらロードウォリアーズをリスペクトしていたようです。入場曲も私の知らない曲だっ たのですが、アイアンマン(ロードウォリアーズの入場テーマ)→スピード2(桜庭選手の入場テーマ)だったそうな。新参者の私にはあの格好を見ると世紀末 で北斗七星のアレにしか見えないのですが、知れば知るほどプロレスって楽しいですね。最近プロレスファンになった方々、私と一緒に学んでいきましょ う!^^

最後に一番のびっくりは両国大会翌日の会見で棚橋選手が脱チャラ男宣言をしたことです。チャラ男を辞めるってことはチャラくなく なるってことですよ。「愛してまーす!」とか長髪とかエアギターとかハグとかチャラいことをしてくれなくなってしまうかもしれないんですよ!?棚橋選手は チャラ男の後継者として裕二郎選手を挙げていましたが、裕二郎選手はチャラいんじゃなくてエロいんです。脱チャラ男反対を掲げる一方、チャラくない棚橋選 手を想像し、これはこれでありかもしれないと思っている自分がいるのも事実です。

(文とイラスト/二階堂綾乃 @nikaidoayano