• このエントリーをはてなブックマークに追加
アルティメットクラッシュ…新日本プロレスと総合格闘技■ズンドコ・トラブル興行研究会<漁師JJ・編>
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

アルティメットクラッシュ…新日本プロレスと総合格闘技■ズンドコ・トラブル興行研究会<漁師JJ・編>

2017-03-20 22:22
  • 1
「ズンドコ・トラブル興行研究会」!! プロレス格闘技のウラに精通する書き手たちがマット界を騒がせたズンドコな事件を振り返ります! 今回はプロレスブログ「多重ロマンチック」の漁師JJさんです。



・ズンドコ・トラブル興行研究会
ダフ屋と興行師の哀歌!! 岩手水沢騒動<小泉悦史・編>
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1216955





アルティメットクラッシュ。プロレス界にそのワードが響いたのはアゴヒゲアザラシのタマちゃんが多摩川に現れ、SMAPの歌う「世界に一つだけの花」が大ヒット。タマちゃんを自然に返そうと白装束でやってきたパナウェーブ研究所が世間をにぎわすころだった。

新日本プロレスオーナー、アントニオ猪木はこう言った。「ドーム不入りなら(興行にかかわる選手、スタッフ)全員クビだ。どっちが強いのかが見たい」、「面白くなかったら全員ピラニアに食わせる、フッフフ」。

暗黒期と呼ばれた2003年。当時の新日本プロレスといえば、オーナー・アントニオ猪木の命により、新日本の選手が次々総合格闘技に踏み入れ撃沈。マッチメイクを担当していた上井文彦もこの状況を苦々しく思っていた一人だった。いつ何時誰とでもといえ、ほとんどの選手は突然のオファーでプロレスの巡業の合間を縫っての総合参戦。相手の対策もできず、そりゃ勝てるわけがない。

オーナーの意見は絶対。しかし状況を変えなければ。上井によれば、企画されたのは1・4東京ドームが終わりひと段落したときだ。「今までよそのリングで好き放題にコテンパンにやられてきたけど、だったらホームリングで逆にこてんぱんにやっつけてやりゃええ」(辰巳出版「「ゼロ年代」狂騒のプロレス暗黒期」より)。浮かんだ無垢な理想とアイディアは、新日本プロレスという舞台で総合格闘技をやればいいという企画だった。そうすれば事前対策も準備か期間も設けられる。きっとそうなるはずだった。



この続きも読める「14万字・詰め合わせセット」がお得です!

シャーク土屋、世志琥、KINGレイナ、渕正信、ドナルド・トランプとWWE、DEEPvsパンクラス……など20本以上の記事がまとめて読める「記事詰め合わせセット」はコチラ 

この記事だけをお読みになりたい方は下をクリック!
 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

猪木は猪木。

No.1 93ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。