Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……
メイウェザー対マクレガー情報総まとめ④ 〜 「KOされるくらいなら反則負けの方がマシだろう」





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『ザ・マネーファイト:フロイド・メイウェザー vs. コナー・マクレガー』がいよいよ日本時間8月27日(日)に迫った。そこで今回は再度、この試合に関する最新情報をまとめてお届けする。情報をしっかり仕入れて、試合を120%楽しもう!


●発言集:フロイド・メイウェザー

「マクレガーはラッシュをかけてくるだろう。そしてやたらにスイッチをするだろう。彼が何をやってくるのか、私にはお見通しだ。最初はサウスポー、それからスイッチする。そしてスイッチをしながらスタミナを消耗する。スイッチをするとスタミナはすぐになくなるからね。

 これほどの規模になってくると、これはもう、ただの試合ではないんだ。私とマクレガーは、試合を見てくれるファンの皆さんに、エキサイトメントを前借りしていると思っている。8月26日の試合が終わった時、皆さんをきっと満足させる」

もし試合が判定にもつれ込んだら、その時点で彼の勝ちだ。でも私はそんなことにはならないと考えている。私は攻める。攻め込んで彼を捕らえる。

 理論上は、マクレガーの方が身長もリーチもあって、全体的に身体が大きい。若さもある。私の方は何年か休んでいたし、もう40歳代だ。だから理論的には、マクレガーが有利だと言うことになる。

 私は2年前とは別人になっている。5年前とも別人だ。かつてのフットワークを取り戻せないでいる。本来の私は、アンドレ・ベルト(メイウェザーの前回の試合)のような選手と判定にもつれ込むような選手ではないので、下り坂にあることは確かだ。

 だからといって、もう戦えない、といっているのではない。ただ、かつての自分とは別人であると言っているだけなんだ。IQは私が勝っている。経験も知識も私が勝っている。私は自分が負けると思うような試合をすることはないんだ。理論上のことと、私が本当に信じていることとは違うんだよ」

「(マクレガーと元プロボクサー、現解説者ポール・マリナッジのスパーリングビデオを見て)反則のパンチが多いなあ。グラップリングも、レスリングも多すぎる。あれをノックダウンという人もいるのだろうが、言わない人もいる。所詮はジムでの出来事だ。肝心なことは結局、スポットライトの下で何をするかなんだよ」

「リスクはこちらの方が大きいと思っている。私の戦績は49勝0敗だ。20年間負けていない。自分のレガシー、自分のレコード、すべてを賭けているのはこちらなんだよ。もちろん、私はこれまでもリスクを取ってきたからこそ、この地位にいる。だから49勝0敗のレコードを掛けたってかまわない。この試合にはそれだけの値打ちはあると思っている」

「今のペースで行くと、マクレガー戦はパッキャオ戦よりうんと大きな成果をあげることになりそうだ。私は、パッキャオ戦の試合内容が大満足とならなかったことで、ファンに借りがあると思っている。だから、今回はすばらしい試合をお見せしなければならないんだ」


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