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PRIDEを救ったドン・フライ戦――今度は我々が高山善廣選手を救う番だ
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PRIDEを救ったドン・フライ戦――今度は我々が高山善廣選手を救う番だ

2017-09-04 20:01
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すでに報道されているとおり、試合中のアクシデントにより入院中の高山善廣選手の容態が発表された。診断名は頸髄完全損傷。肩から下の感覚がなく、担当医によれば回復の見込みはないという絶望的な状況下の中、高山選手はリハビリを行なっていると報じられている。

高山選手はプロレスラーとして数多の団体で激闘、白熱の名勝負を繰り広げてきたが、MMAファンが多いDropkickユーザーには、PRIDEでのドン・フライ戦の印象が強いことだろう。MMA史上に刻まれた世紀の殴り合いは、ただ単にあの場を盛り上がるために、高山選手が身体を張ったというわけではない。ジャンルを超えて意地を見せつけた試合だった。

当時の世の中のスポーツの話題といえば、2002年日韓共催サッカーワールドカップ一色。格闘技では史上初の国立競技場開催『Dynamite!』を直前に控えており、高山vsドン・フライがあった『PRIDE・21』は、ヒョードル初参戦はマニア注目だったとはいえ、話題性として谷間の大会扱い。

そして本来のメインイベントはドン・フライvsマーク・コールマンだったが、コールマンが負傷により欠場。高山選手の代打出場が急遽発表されたのは、試合のわずか1週間前だった。

大会自体は、判定続きで決着がついても消化不良気味。PRIDE史上ワーストイベントと評されてもおかしくないほど盛り上がりに欠けたまま進んでいた。そして迎えたメインイベント――「ワールドカップに負けない試合をやる!」という高山選手の言葉を多くの観客はあまり期待していなかったのではないか(筆者もそのひとりだった)。ゴングが鳴ると同時にノーガードの殴り合いが始まり、見る者すべてが言葉を失ったまま、いつしかリング上では完全決着を迎えていた。高山善廣とドン・フライの2人が、あのまま埋もれかけてもおかしくなかったPRIDEを救ってくれたのだ。

今度はあの試合で勇気づけられた我々が高山善廣を救う番だ(文/ジャン斉藤)

以下、高山善廣選手ブログからの転載です。


髙山善廣選手の応援よろしくお願いします!

髙山善廣選手は、DDT 5/4豊中大会試合中、怪我をし頸髄損傷および変形性頚椎症という診断が下り現在、首から下が動かない状況のなか、厳しいリハビリ、怪我と闘っております。そんな髙山選手を応援する会「TAKAYAMANIA」を立ち上げます。

今後、各プロレス団体様のご協力のもと、試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、チャリティー興行などを行っていきたいと考えております。
今後の活動はこのブログ
https://ameblo.jp/takayama-do/ にて随時更新していきますので
皆さまのご協力宜しくお願い致します。

皆さまからご協力頂きましたご厚意は
髙山選手の治療費等に寄付させて頂きます。

ご賛同いただける方は、
下記口座に直接募金をお振込いただければ幸いです。

【銀行振込】
東京三菱UFJ銀行 代々木上原支店(店番号)137
口座番号:普通預金 0057767
口座名義:株式会社 髙山堂
※通帳は髙山選手の奥様がお持ちになられています。  


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負けるな帝王

No.1 80ヶ月前

クラウドファンディンクおこして、ドン・フライに呼び掛けしてもらえればUFCファイター募金してくれるんじゃ。

No.2 80ヶ月前

文字通りノーフィアーの体現者。今、絶望していると聞く。。。高山に貰った勇気、微力ながお返ししてえんだよ俺は。。。

No.3 80ヶ月前

また振り込みます!

No.4 34ヶ月前
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