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元「東京スポーツ」の記者で北尾光司の担当だった柴田惣一さんがく「覆面レスラー・カーベル伊藤」の謎に迫ります! 



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柴田
 プロレスファンならば「カーベル伊藤」という覆面プロレスラーの名前を、見聞きしたことはあると思うんのですが「なぜ一般企業の社長がプロレスのリングに上がっているのか……」という理由は、あまり知られていない。ということで社長、今日はよろしくお願いします!

カーベル はい、よろしくお願いします。自分で言うのもなんですが、金も出して口も出すスポンサーは多いですけど「金も出してリングで受け身を取るスポンサー」って、まずいなかったと思うんですね(笑)。

柴田 いや、ホントですよ(笑)。

カーベル もしかしたら、リングに上がっているのは自己満足なんじゃないか……って見えるかもしれませんが、ボクなりにプロレス界に還元したい気持ちがありまして。

柴田 いやいや、社長! 正直スポンサーになっていただくだけで、プロレス界としては充分ありがたいんですけどね(笑)。まず伺いたいのは「株式会社カーベル」とは、どんな会社なんですか?

カーベル 「新車市場」という新車販売店が全国に600店舗、「¥100レンタカー」というレンタカー事業が全国に350店舗、「ペットの旅立ち」というペット訪問火葬サービスが全国21店舗、手がけています。https://www.carbell.co.jp/

柴田 ペット事業もやられているんですか。聞くところによると「¥100レンタカー」は、オリコンのレンタカー顧客満足度1位なんですよね?

カーベル そうなんですよ。あそこにノミネートされるだけでも凄いことなんですけどね、トヨタレンタカーとかいろいろある中で。ボクがプロレス活動をすることで「カーベルの存在が世の中に伝わっている」ところもあると思います。だって「車屋の社長がプロレスのリングで戦っている」ってSNSで話題になるだけでも大きいです(笑)。

柴田 事業のほうも順調なんですね。

カーベル グループ売上55億円ですし、利益も右肩上がりですね。

柴田 社長は各プロレス団体のスポンサーになっていますが、団体を丸ごと買えますね!(笑)。

カーベル マジメな話、部下に「ちょっとあのプロレス団体を買ってきて!」と指示すれば、いつでも買えますよ(笑)。

柴田 ハハハハハハハハ! 社長は昔からプロレスファンなんですか?

カーベル プロレスファンですから『東スポ』を20数年間毎日買い続けて、柴田さんのことは知っていました。プロレスファンなら『東スポ』は買わなきゃならないみたいなところありますもんね。

柴田 ありがたいことです(笑)。

カーベル 湾岸戦争が始まったときの『東スポ』一面の見出しは「マドンナは痔だった?」は衝撃でした(笑)。

柴田 あれはね、『東スポ』史上、最大級の売り上げを記録しました。「人面魚」のときも売れたんですけどね(笑)。話は戻りますが、社長は全日本プロレスを中心にいろんな団体をサポートされていますよね。いったい、どういうきっかけなんですか?

カーベル  もともと全国に何百万人といるプロレスファンの1人ではあったんですが、全国加盟店舗のオーナーさんが集まる全国大会のゲストに、当時全日本プロレスだった武藤(敬司)さんを呼んだんですよ。そこからですね、プロレス界に近づいたのは。

柴田 それ以来、全日本のスポンサーについたんですね。

カーベル まずは会社の広告宣伝のかたちで、ワンマッチのスポンサーについたんですね。そのあと池田大輔選手の『バチバチ』を相当お手伝いしましたね。

柴田 『バチバチ』は長くやられていたんですか?

カーベル 『バチバチ』がラゾーナ川崎でやっていたときですね。回数は少ないですけど、1年半くらいサポートして。そうこうしているうちに、全日本さんから年間スポンサーの打診があったんです。

柴田 そこから全日本のリング周りに、カーベルのロゴが入るようになったんですね。でも、社長が出場しているのは全日本だけではないですよね?

カーベル 全日本プロレス、HEAT-UP、頑固プロレス、ガンバレ☆プロレス、KAIENTAI ―DOJO、越中詩郎自主興行、ランズエイド、佐野直自主興行……。

柴田 佐野直選手の両国国技館興行にも! あのとき社長が本格的にサポートしたら、もっとお客さんは入っていましたよ(笑)。

カーベル 佐野選手のときは試合をしただけでしたね。プロレスファンがプロレスが好き過ぎてスポンサーになって、もっとお客さんを喜ばせたくなって、46歳にしてリングに上がるようになっちゃったんですね(笑)。

柴田 よくリングに上がろうと思いましたね~。何かスポーツはやっていたんですか?

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