この記事はRIZIN沖縄を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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・【RIZIN.31】勝つことでみんなを喜ばせる選手はたくさんいる。だけど…■笹原圭一



RIZIN沖縄は絶対に盛り上がると思ってたんですけど、SNS上では前評判が悪かったんですよね。 Dropkickでも「RENAvs山本美憂にはこんなドラマがある!」という記事を28人の会員に向けて放ちましたが、やっぱり力不足でした(笑)。

沖縄大会は多幸感があっていい興行でした、本当に。オープニングVから素晴らしいんですよ。玉置浩二の『田園』に乗って、ラストシーンは砂浜で練習する山本美憂、それを見守るKIDの後ろ姿、そして試合の結末は……衝撃!

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今年のRIZINでいえば、一番のメインだったんじゃないですか。他の大会のメインがダメだったっていうわけじゃないですけど、「格闘技って素晴らしいな」って、しみじみと会場をあとにできるものだったという。

事前の煽り記事でも書きましたが、「この5年間、何をやってきたのか」と自分自身にも問いかけながら見守るから面白く見られるに決まってるんですよ。試合内容も最高でしたし。RENA選手も、美憂選手も5年前のだったら、ひょっとしたら見せ場なく負けていたかもしれないと見れる。 5年前の美憂選手だったら、下からの腕十字で一本負けしたかもしれない。5年前のRENA選手だったらあのまま封じ込められて判定で負けちゃうかもしれない。“ 5年前の自分”を乗り越えたうえでの激闘だったから重さを感じるわけですよね。
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