この記事はIWGP女子王座設立を語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものです(語り:ジャン斉藤)【1記事¥110から購入できるバックナンバー】
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今回のテーマはIWGP女子王座設立なんですが、前提としてボクは現在の新日本プロレスは世界一のプロレス団体だと思っています。規模的にはWWEのほうが圧倒的に上なんですが、新日本クラスのアスリート性の高いプロレスはできていない。まあWWEはやろうとはしてないともいえますが、そのへんは新日本が突き抜けてますよね。で、同じブシロードグループのスターダムでIWGP女子王座設立自体には何の不満もないです。ただし設立の経緯があまりにもズンドコすぎる。新日本はいったいどうしちゃったんだろう?
騒ぎの発端はスターダム戦略発表会で木谷さんの口からIWGP女子王座設立が発表されたことです。IWGPと銘打たれているタイトルですから新日本プロレスと一緒に会見をやるべきだし、スターダム単独で明かされることじゃない……という批判が相次ぎました。それはもっともな指摘なんですが、そんなことは新日本関係者もわかっているはず。木谷さんにアドバイスできる人はいなかったのか、木谷さんが独断で決めたことなのか……。まあボクはこれはこれでいいんじゃないかと思ってたんですよ。木谷さんと新日本はあまり関係がよろしくないというか、スターダムのほうがプロデュースしやすい雰囲気は伝わっていたし、そういった対立図式があったほうが11月の合同興行も面白くなりますし。
ところがですよ。その火種を大きくしていけばいいのに……あらためて新日本プロレスとスターダムの合同会見で、IWGP女子王座の設立が正式発表されたんですけど。古くからのプロレスファンからの反発の声があったことを見越してなのか、木谷さんが猪木さんの言葉を引用して設立の意義を訴えたんです。
『だけど、いつの時代も常識に縛られていては新しいことを生み出すことは出来ない。俺がよく言う「一歩踏み出す勇気」と「1mmの非常識が新日本プロレスを作った来たんだ」ということは言っておいてもいいかな』
この言葉のようにですね、我々は1mmの非常識、また一歩踏み出す勇気を持って新しい時代にチャレンジしていきたいなという風に考えております。
これはどうかと思うんですよ……。ブシロード体制の新日本はユークスから続く「脱・猪木」路線でここまでカムバックした。言い方を変えれば猪木さんのカラーをいっさい排除してきたし、無視してきた。なのに、こういうときだけ猪木さんの言葉を利用するんですか!?と(ドン)。
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コメント
コメントを書く結局、猪木の言葉って普遍的(というかベタ)な内容で、いろんなシーンに当てはめやすいのかな〜と。でも、その乗っかりやすい言葉を選択するのは安直かなとは思います。
猪木の言葉を用いれば批判をかわせると思ったのなら安直だし情けないかな。女子王座作ることは賛成だけど、新日本は実質的に関係ないし、むしろスターダムでタイトルありすぎて微妙なところをどうにかしないといかんね。
猪木云々の話は全く同意ですね。コロナで躓いたけど今の新日があるのは猪木から離れたからだし
何言ってんだって感じ。道場から猪木のパネルを外して随分経つけどあの狭い道場じゃなくて
もっと広い道場を別のところに作れば良いと思うけどそこまでは踏み込めないのかな?
ここ数年の新日本に全く乗れないの何でだろう?と思ってた事への全回答がここにあった。