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RIZIN LANDMARK名古屋大会で弥益ドミネーター聡志 戦が決定した平本蓮インタビュー!(聞き手/ジャン斉藤)



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RIZINに外国人を取り戻す■RIZIN海外事業部・チャーリー柏木信吾





――
今日のRIZIN会見に遅刻したのはメイウェザーのマネなんて揶揄されてますけど。こういっちゃなんですが、平本選手って昔から遅刻グセありますよね。以前寝坊で取材を飛ばされたことがありますよ!

平本
 ハハハハハハハ。これは記事にしなくていいんですけど、シンプルにヤマスさんのことが嫌いじゃないんで、煽る言葉がホントにないんですよ。

――
いきなりいい話だし、絶対に記事します!(笑)。

平本
 今日の記者会見も「何を言おう?」って考えてたんですけど、ヤマスさんのことは嫌いじゃないっていうか、むしろ好きなタイプの人なんで。

――
ヤマスさんのどういうところが好きなんですか?

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平本
 たぶんギャグセンが一緒なんですよ。朝倉未来とか萩原(京平)とか鈴木(千裕)相手だったらバンバンバンバン煽れるんですけど、ヤマスさんには何も言うことがねえなあと思って。で、「これは遅刻しかない」と家を出る寸前に思って。

――
そんな理由の遅刻はよけいに怒られますよ(笑)。

平本
 どうせだったらガッツリ遅刻しようと。ギリギリに来ようと思ったんですけど。

――
そうしたら記者会見終盤。おもいのほか大遅刻になったんですね。

平本
 そうなんですよ。思ったよりも遅刻しちゃいましたね。

――
RIZIN広報のN野さんが本当に慌ててましたよ。平本選手が電話にも出ないと。

平本
 ハハハハハハハハ。電話に出たら早く行かないといけないんで、LINEだけで「もう着きます」と。

――いつになっても届かない出前ですよ(笑)。その存在に気づいたのはヤマスさんの朝倉未来戦あたりくらいですか?

平本
 いや、意識し始めたのは、それこそベラトールジャパン(2019年12月29日)のときですね。RIZINに移籍してきたときに一発目は芦田(崇宏)だったじゃないですか。キックルールだし、芦田の研究材料はあんまりないし、参考になるものはないなと思ったんですけど。ヤマスさんと芦田の試合を見て「こういうところが打たれ強そうだな」とか。

――
ヤマスさんは芦田選手とDEEPで2回やってますね。

平本
 あとハセケン(長谷川賢)さんと仲がいいじゃないですか。それで知った感じですね。

――
RIZINに上がってからヤマスさんの存在感が増していって。

平本
 面白いっすよね。ということもあって、言う悪口がないっす。

――
RIZIN38のリング上でヤマスさんから褒め殺しのマイクがあったじゃないですか。

平本
 あれも笑っちゃって、ツボったんですよ。「面白いな」って。面白いものは面白いと認めようかなと(笑)。

――
潔いですよね(笑)。

平本
 あれはホントに面白かったです。

――
いままで平本選手が認めるオモシロ格闘家っていなかったですか?

平本
 いなかったかもしんないすね。クスっと笑えるのはシバターくらいかもしれない(笑)。

――シバターか、ヤマスか(笑)。

平本
 朝倉未来がメイウェザーに負けたあとのYouTubeでシバターが何をしゃべるかわかるじゃないですか。でも、みんなそこに期待していますよね。ドラマの水戸黄門って最後は印籠で絶対に黙らせますけど、それがわかりきってるけど面白いという人間心理。それと一緒だなと思いましたね。

――
ヤマスさんはそのシバターにも引けを取らない笑いのセンスがあると。

平本
 今回に限ってはしゃべりは向こうに任せようと思います。ボクは他の格闘家と同じで真剣に試合で頑張ります。

――
だから会見の第一声が元気よく「一生懸命頑張ります!」だったんですね。

平本
 はい、そうです(笑)。他の選手と同じように「応援をお願いします」と。

――
そのヤマス選手が今回のオファーに乗り気じゃなかったと。要するにキャリアが釣り合ってないんじゃないかってことなんですけど。そのへんはどう思われますか?

平本
 そこは試合のフタを開けて納得してもらえる内容を、自分の勝利と共に見せたいですよね。サプライズを用意したいというか「強いじゃん!」と。この試合で全部ひっくり返せる可能性があるっすよ。自分としては過去最高のメンタルというか調子がいいんですよね。何も怖くないというか。だってリスクは何もないし、勝つだけだから。そういう感じっすね。

――
とりあえず試合を見てくれってことですね。

平本
 試合だけで見せてやる、みたいな。あんまりボクらしくないですけど(笑)。そういう強さを体現したいですね。

――
いままでの対戦相手だとヤマスさんがいちばんキャリアがあるじゃないですか。そこは何か感じます?

平本
 そこは全然考えずに。キャリアや経験って試合の中では大きなポイントになると思うし、タイトルを取ってる・取ってないとかも選手個人の記録としてはスポーツの中では大事なことじゃないですか。でも、普通に考えて同じ人間だし、戦いは戦いなんだなと思って。

――
試合になればすべては関係ないと。


平本 だから、そこはあんまり意識してないっすね。それくらい自信があるというか。平本蓮のMMAで勝負したいなって思うし、それができる自信があります。自分の可能性がどれだけあるのかはわからないですけど、そこは信じたいですよね。いまの自分を信じたい自分がいる。そこは強みっすよね。何も怖くない。
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