
RIZIN北海道大会に参戦する修斗世界フェザー級王者SASUKEインタビュー!(聞き手/ジャン斉藤)
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――SASUKEさんがRIZINに出ることにみんなびっくりしています!
――反響は大きかったんじゃないですか?
SASUKE 反響はけっこうありましたけど、みんなびっくりしてたのかな?
――びっくりしますよ!あとRIZIN記者会見前日になるとSNSで出場を匂わす選手が多いんですけど、まったく気配を漂わせなかったですし。
SASUKE ああ、みんな匂わせますよね。ボクはそんな真似をしないで記者会見に出ようと考えてましたね。
――正しいです!やっぱ匂わすと驚きがなくなっちゃいますから。

SASUKE 記者会見前日かな。ジムの会員さんから「SASUKEさんってRIZINに出ないんですか?」みたいなことを聞かれて「いやー、オファーがね……」って濁してたんすよ。その人、発表にびっくりしたのか、会見中に電話をかけてきましたからね(笑)。
――ハハハハハハ!会見中に出られないですよ(笑)。
SASUKE 榊原さんが喋ってるときにめっちゃ携帯が鳴ってて(笑)。サプライズにしてやろうって思ってたんで嬉しかったですよ。
――手応えはあったんですね。
SASUKE そうっすね。あの日たくさんカードが発表されたじゃないですか。ボクのカードが一番盛り上がっていたと周りが言ってくれたし、反響は大きかったのかなと。会見が終わってみたら、めちゃくちゃLINEも来てましたね。「ついに出るのね」「頑張って」って。やっぱRIZINの反響ってスゲーなって思いましたよ。中学の同級生だった女の子がサッカー選手と結婚したんですけど、「旦那がRIZINがすごい好きで喜んでたよ」と。RIZINって他のスポーツ選手も見てるんだなぁと。あらためてRIZINの規模の大きさ、影響力を感じましたね。
――SASUKEさんはRIZINに出ないんだろうな……という雰囲気があったことも反響の理由なのかなと。
SASUKE ボクに近しい人は絶対に出ないだろうなとは思ってたはずですね。やっぱり海外でやりたいと言っていたし、次の試合はさすがに海外だろうと思ってたみたいで。それがまあ、なんの匂わせもなくRIZINに出ることがボーンと発表されたので、みんなびっくりしちゃったと思います。
――RIZINの出場はどういった流れだったんですか。
SASUKE そこはシンプルにコレスニックという強い選手とやれるからですね。
――RIZINからコレスニック戦のオファーがあったんですか?
SASUKE そうですね。コレスニックとやれるなら「やります!」って感じでした。
――いままでRIZINからオファーってあったんですか?
SASUKE いままであったのかなぁ。そのへんはちょっとわからない。あったのかな?たぶんなかったんじゃないかな?
――なんでまた急にここでオファーがあったんですかね。
SASUKE なんでなんすかね? 俺もわかんないです。今回もジムに来るときにバイクを運転してたら、ボクのマネージャーからLINEが入って。信号待ちのときに確認したら「RIZINでコレスニックと試合するか?」と。RIZIN男祭りの直前だったと思います。
――即答だったんですか?
SASUKE そうですね。試合会見のときもちらっと言ったんですけど、ここ最近はどうしても不本意な試合が多くて。自分の中では強い奴とやりたくて格闘技をやってるのに、自分の納得いかない試合ばっかりだったんで。もっと戦う意味を自分に求めてたときのオファーだったので、もうこれはやるしかないと思って。
――コレスニックという実力派の相手に惹かれたわけですね。
SASUKE やっぱり強いやつに勝つことが一番なんで。外国人選手に勝って、自分の価値を高めていきたいと思ってたときに、コレスニック戦のオファーだったんで。評価の高い選手だし、強いからやろうと思いましたね。
――正直コレスニックは強いけど、名前がないから「おいしくない」と思われてるところもありますね。
SASUKE まあ、たしかにレコードや試合内容を見てもしっかり強いですよね。外人らしい身体の強さもあるし、勝負どころでケンカができることに加えて、冷静にゲームメイクもできる。生物的にも強いし、ファイターIQも高い。まあ厄介ですよ。
――でも、「おいしい」んですね(笑)。
SASUKE まあ、すごくおいしい相手だなと思います。実際に向かい合って拳を交えてみないと、どれだけの強さとかわからないですけど……岸本(篤史)選手、高木(凌)選手、中原(由貴)選手と日本のフェザーの実力ある有名どころにしっかり勝ってるし。でもまあ高木戦も見ましたけど、もう手が付けられないほど強い印象はなかったんですよね。
――たしかに高木戦はうまさで勝ちきったところはありますね。
SASUSKE そうなんですよ。テイクダウをうまく混ぜて、しっかりポイントアウトした。あの試合を見て、コレスニックの癖とかちゃんと見えましたね。どういうときにパンチをもらってんのかなとか、しっかり分析もできました。いうて人間なんで、相手も。そんなに怖がる相手ではないとボクは思ってます。
――いまの日本だと強い外国人と戦う機会ってなかなかないじゃないですか。
SASUKE そうですね。国内プロモーションでやってるとなかなか少ないですよね。
――そういう意味では断る理由はないって感じなんですね。
SASUKE しかも北海道じゃないですか。あんまり関係ないですけど、ボクがいまお世話になってる人たちが不思議と北海道出身なんですよ。ボクがボクシングを習っている亀海喜寛さんの地元は北海道ですし、フィジカルトレーニングを見てくれる先生やピラティスを習ってる先生、応援によく来てくれてる友達も北海道出身だし、北海道だらけなんですよ。RIZIN札幌をやると聞いていたときに「なんかあるかな……」ぐらいにちょっと思ってたんですよ。
――運命的なものを感じたと。
SASUKE まあ、偶然なんですけど(笑)、そういう縁も感じましたね。
――相手がコレスニックじゃなかったら出てなかったかもしれないですか?
――記者会見で「RIZIN男祭りは所用で見てなかった」と言ってましたけど、あんまり興味はなかった感じですか?
SASUKE いや、そんなことはないですけど、その日の朝、UFCをやってたじゃないですか。フィゲイレードが50/50のかたちでサンドヘイゲンに煽られて外側靭帯を壊して負けるっていう。ボクが柔術の試合に出たときにまったく同じケースでヒザを壊したことがあったんで、フィゲイレードにすっごい同情して「これ、めっちゃ痛いやつだよ……」って。それでドッと疲れましたね(笑)。
――トラウマが発動しちゃったわけですか(笑)。もう外側靭帯は大丈夫なんですか?
SASUKE 修斗の飯田健夫戦(2023年3月19日)の前に柔術の試合に出たときですね。遠く離れたカメラに「バキッ!」って音が入るぐらい壊れたことがあって(苦笑)。
――うわあ……それって完治するものなんですか?
SASUKE PRP注射を打って安静にしていたら、1ヵ月ぐらいでだいぶ動けるようになって。いまはやっぱり再生医療が進んでるんですよね。
――ブラックベルトジャパンの重田ホノカ選手もけっこうな大ケガをしたけど、PRP注射でかなり早く復帰しますね。
SASUKE PRP注射って大谷翔平もやってますね。要は自分の血液から血小板を濃縮して患部に打ち込む。ヒザのケガにはすごい効果が高いんですよね。
――昔のMMAってヒザ関連をケガするとだいぶ運動能力が落ちたもんですけど……。
SASUKE 前十字靭帯とか切れちゃうと、再建手術してリハビリしてブランク1年くらいはできちゃうじゃないですか。それがPRP注射で復帰が早まってますよね。さすがに繰り返しケガをしたら、どうしても再建手術しなきゃいけないですけど、いまは保存療法でどうにかなるんで。
――フィゲイレードの試合で力尽きただけでRIZIN男祭りに興味がなかったわけではないと。
SASUKE 面白い試合もありますよね。セコンドで大会の中に入ったことも何回かあるし、香川大会も魚井(フルスイング)さんのセコンドで行ってたんですよ。魚井さんからが練習パートナーで「来れるか」って聞かれて。計量から前乗りしてて、香川大会も中で見てましたし。やっぱり国内プロモーションで一番でかいですね。
――でも、自分が上がるリングではないという意識はあったわけですか?
SASUKE まあオファーもなかったし、現実的ではなかったですよね。だから今回のオファーにちょっとびっくりしたところもあって。初参戦なのにいきなりコレスニックとやらせてくれる。もっと段階を踏んで行くのかなって思ってたんですけど、一発目がコレスニックはそれだけ期待してくれてるのかなって。
――だから「おいしい」と思ったわけですもんね。
SASUKE おいしいと思いましたねぇ。
――「RIZINには出ない」というスタンスだと思われてたんですよね。
・いろいろ言ったがカットされた……12000字インタビューはまだまだ続く
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