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日本MMAの空洞化〜なぜ日本人選手は海外で戦うか〜■大沢ケンジ
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日本MMAの空洞化〜なぜ日本人選手は海外で戦うか〜■大沢ケンジ

2013-06-22 12:53

    現在の日本MMA界において確実に選手が海外に流れている状況は疑いようのない事実で、アメリカのUFCやベラトールという世界の2大メジャー団体にのみ選手が流れるというわけではなく、東南アジアを中心に開かれているONE FCPXC、韓国のROAD FCなどに出場する選手も凄く増えてきた。

    MMA選手の国内空洞化現象が確実に起きている。いままでメジャー団体で戦ってきた日本人の選手や若手の有望な選手が特に顕著で、ますます日本でレベルの高いMMAの試合を見ることが難しくなってきた。

    いままでのようにUFC以外に日本のメジャー団体が存在していれば、ここまで選手が海外に流出することはなかったように思う。

    いろいろな選手から話を聞くと、UFC以外のところで戦う選手のファイトマネーは(一部の選手を除いて)、日本の団体のファイトマネーに比べて驚くほど高いわけではない。選手としては少しでもファイトマネーが高く

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