9月26日の修斗ブラジル大会で、ノヴァウニオン所属のレアンドロ・ソウザ選手が前日計量会場で倒れ、そのまま死亡するという痛ましい事故があった。ソウザ選手は試合1週間前というショートノーティスのオファーを受けて、159ポンドから126ポンドへ、33ポンドもの減量を行っており、米国では禁止されている利尿剤も服用していたという報告もあることから、急激な減量が死因に関係しているものとみられている。大会のプロモーターであり、ノヴァウニオン主宰者でもあるアンドレ・ペデネイラス氏は、減量は死因ではないとする公式見解を発表しているが、1週間で体重を23%も減らすことが、身体に致死的なダメージを与えたとしても、驚くには当たらないかもしれない。
米MMAコミュニティーにはどこか、このニュースに同情しつつも、起きるべくして起きた問題だと受け入れる空気もある。