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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回のテーマはUFCライトヘビー級王者「ジョン・ジョーンズ」! 難敵ダニエル・コーミエに勝利もコカイン使用が発覚。あのスティーブ・オースティンも言及する怪物の本性とは?
格闘技ファンはファイターに、自分もこんなことをしてみたい、男ならこうあるべき、といった幻想を体現してくれる、等身大以上の存在を期待する。ファンがファイターのことを等身大以上の存在として認めるために、その選手のことを好きになる必要は必ずしもない。ただ、その選手のことを信じることができることは必要だ。そして、ファンがジョン・ジョーンズを信じることは、たいていの場合、とても難しい。
ジョーンズは2012年に、飲酒運転で愛車ベントレーを電柱にぶつけるという事故を起こした。普段から自分のことをキリスト教信者の見本だといっているジョーンズはそのとき、自分のフィアンセではない2人の女性をクルマに同乗させてもいた。しかし、より大きな問題はこうだ。つまり事故のほんの数か月前、「UFCがジョーンズのスポンサーになる」という異例の発表が行われたときに、ジョーンズ自身がまさに具体的に、次のように宣言していたのだ。「会社は僕を信用してくれた。だから僕が飲酒運転をしたり、クレイジーなことをする心配だけはないからね」
ジョーンズと、フィアンセのジェシー・モーゼスさんは、ジョーンズが学生時代からのつきあいだ。すでに子どもも3人授かっている。いいときも悪いときも、モーゼスさんはジョーンズをずっと支えてきた。ところが昨年10月、全裸のジョーンズが、モーゼスさんではない女性の前で、男性器を振り回している動画がネットに出回った。動画の中でジョーンズは、「俺にもこんな変態の面があるんだぞ。どうだ、気に入ったか」と話している。
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