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――大沢さん! 今回は年末年始のイベントを振り返っていただきます!
大沢 とくに中邑(真輔)くんは凄かったですよねぇ。中邑くんとは彼が慧舟會に通ってる頃に知り合ったんですけど、ずっとプロレスはチェックしてるわけじゃなくて。いつの間にあんなふうになったんですかね?(笑)。
――ここ4〜5年の覚醒ぶりは凄いですよね。あのクネクネのきっかけは雀鬼・桜井章一の脱力法らしいですけど(笑)。
大沢 中邑くんがプロレスがすっごい好きなのは話をしてるとわかるんですよ。でも、言い方は悪くなっちゃいますけど、昔の中邑くんの試合自体はそこまでうまくないというか、それがあまり表現できてなかったような気がするんですよね。
――LLPWもチェックするほどのプロレス好きなのにデビュー当初はプロ格寄りのスタイルを求められてましたね。
大沢 それがいまや完全にお客さんを持っていきますよねぇ。ホント自分の見せ方をわかってるというか。中邑くんの話で言えば、前にジャンさんが中邑くんのツイッターのことを言ってじゃないですか。
――意識高い系や共感されそうなこと、自分の思いなどは徹底してつぶやかないというやつですね。思考系タイプのはずなのに感情を出さないツイッタースタイルで。
大沢 昔はツイッターでも多少のやりとりがあったんですよ。こないだ慧舟會時代の仲間と中邑くんの試合の感想を言っていたら、いきなり「ありがとう」だけリプライが飛んできて。それだけかよ!?(笑)。
――感情を一切見せずに必要最低限しか喋らないゴルゴ13化してますね(笑)。それでだいぶ前になっちゃいますけど、佐々木憂流迦選手のUFC第2戦は残念ながら一本で負けてしまいました。
大沢 憂流迦本人はインタビューとかで「ゾーンに入る」という言い方をしてましたけど、そのゾーンに入りきれなくて魔法が解けてしまったなあという感じの試合ですよね。憂流迦は昨年9月に地元の静岡から上京してるんですけど、最初はウチに拠点を置いて練習するという話だったんですよ。でも、9月に上京してから1回しか来なかったんです。ほかで練習してる噂も聞かない。