半年ぶりに登場の女子バンタム級王者、ロンダ・ラウジーが、正真正銘のトップコンテンダー、ランキング1位のキャット・ジンガノを迎え撃つUFC184ロサンゼルス大会がいよいよ今週末に迫った。そこで今回は、この試合に向けての両者のインタビュー記事から、闘魂あふれる印象的な発言を集めて紹介してみたい。これを読めば試合が10倍楽しめるかも!
【ロンダ・ラウジー篇】
●UFCのドラッグプログラムについて
発表を聞いて私はとても明るい気分になった。プロのMMAファイターとしてこれまでに受けた薬物検査は、私が14歳とか16歳のときに受けた検査よりずっと甘いものだった。これからはいよいよ、米国アンチドーピング機構(USADA)のルールに近いものになっていくのでしょう。個人的にはUSADAはすばらしい見本になると思う。それに、第三者機関が検査をするというのもいい。検査は厳しければ厳しい方がいい。その方が選手の安全に役立つと思う。
●女子選手が背負うPPV大会に不安はありませんか
目に物言わせるいいチャンスだとしか思わない。私はこの大会はすごくいい成績を残すと思っているし、男中心の大会に比べても勝るとも劣らないと考えている。というか、だから会社はこういう大会を組んだんでしょう。UFCはこのビジネスのことをよくわかっているし、失敗すると思って試合を組んでいるわけもない。
私にはその質問自体が、まだまだ男女不平等が残っている証拠に思える。だって、もし男子の軽量級がメインとセミに組まれたとして、「もしこの大会があまり売れなかったら、この階級を廃止しないといけないかもな」などと言う人がいるかしら。どうしてそんな質問を受けないといけないのかな。男にも同じ質問したことある?
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