エリザベートの稽古が始まった。

稽古と本番含めて5ヶ月半。約半年。
半年というと、生まれたての子猫ならすっかり大人。遊びざかり。猫じゃらしを離さなくなるぞ。
という事で、エリザベートという作品もそんな猫の様に元気に育ってくれればいいなと思う。
そう、元気が一番。

舞台は皆が元気じゃないと幕が開かない。
元気でいることが必須条件である。
その為に何をしてどう過ごせばいいのか毎回試行錯誤である。
今回は、その中のひとつの提案を皆に紹介する。
大事なオフの過ごし方だ。

例えば一日中稽古してその次の日が休みの場合、朝起きたら何もする気が起きない。
歳を取る毎に何もする気が起きない率が高まっている気がする。
というか、自分が活動する為のエンジンがかかるのに時間がかかる。暑すぎるせいもあるだろう。
勿論、休む事も仕事のひとつなので、1日中泥のように過ごしてもいいのだが、例えば銭湯に行くとかメンテナンスに行くとか積極的な行動を伴った休養の方が、メンタル的にも次の日のリズムが作りやすい気がする。
なので、自分のエンジンを早めにかける事が肝要となる。
そこで私が取り組んでいるのが

掃除だ。

なんだ。平凡だな。ここまで読んで損した。解散解散。
となりそうだが、もう少し聞いて欲しい。
まず休みの日の朝の状況はこうだ。
前日の荷物やら資料やら、洗濯したけど畳んだだけの洗濯ものやらが床に散乱している。ちなみに稽古で着た服はどんなに疲れてても帰ってすぐ洗濯する(えらい)