エリザベートの最後の通し稽古が終わった。
今までにない新たな気持ちでいる。


足かけ10年トートダンサーとしてエリザベートと関わってきて、いつのまにかダンサーとしては最年長になっていて、
自分のポジションから、作品に対してどんな貢献ができるのかを常に考えていた稽古期間だったと思う。


とりあえず、ダンサーみんなが怪我なく元気に終われたし、
チームワークも生まれてきているし、
悪くない状態だと思う。

それぞれのダンサーの性格や個性、良いとこ、悪いとこを知って、それをかみしめて味わいながら楽しめたのも自分の成長を感じられて嬉しかった。余裕ができたというか。

各自のコミュニケーションが荒れそうになった時も、いったん(心理的にも物理的にも)抱きしめて冷静に対処できてると思う。物理、心理的距離を近められるのはタンゴの効果のような気もする笑
みんなもタンゴやろう。

皆への気持ちと同じくらい、「ひろきさんだから仕方ないよ」みたいな目線で、皆から許されたり、仕方なく言う事聞いてくれてる面もあると思う。

あ、今期のエリザベート、僕がダンサーのキャプテンやってるんですよ。言うの遅くなりました笑
だからつらつらとチームの事を書いてます。

本当は自分の部屋に羽蟻が大量発生した話を書きたかったんですけど、今日の流れ的に羽蟻じゃなくて羽付きダンサーの話を書いております。

初日までは各振付師もいるし、ディレクションをかくじにどう落とし込むかという目線が強かったので、今日の最終通し稽古終わりでいったんその役目に区切りがつけられて嬉しい。

初日開けたら、振付の維持、管理、運営的な目線が強くなると思うけど、それはそれで楽しみながらやれたらいいなと思う。

そういえば、最近、だいぶ涼しくなったので、網戸にして窓を開けてたんです。夕刻のことです。
今年の夏は酷暑にやられてた期間が長かったから、自然の涼しさってこんなに気持ちいいんだ、と思ってウトウトしてたと思ったら寝てしまったんです。2時間くらいですかね。目を覚ましたんです。そしたら…