もうハロウィンについて、「普通の事」は言わなくても大丈夫ですよね。
「普通の事」と言うのは、「ハロウィンは元々はケルト人のお祭りだ」とかですね。
あと「ケルト人はハロウィンの時はカブをくり抜いていたんだけど、アメリカには大きいカブが無かったから、代わりにカボチャを使った」とかもそうです。
そんな話はどうでもいいので、やらなくてもいいですよね(笑)。
「なんで日本人がハロウィンをするんだ!ハロウィンの本場のアメリカでは…」という事に関しても、そうですね。
僕ら、“うるさいオタク”から言わせると、「本場のアメリカでは、」って言うのは変だろうと思います。
だってハロウィンはケルト文化圏になるんだから、どちらかというと本場はヨーロッパでしょと。
本場のケルト人からすると、アメリカをハロウィンの“本場”と言われると、「ちょっと待って!」ってなるよと思うよ。
『白雪姫』とか『シンデレラ』をディズニーアニメに奪われたヨーロッパ人の哀しみと、まったく同じだよね。
「本場アメリカのハロウィン」なんて言われたら、「それは違う!」ってなると思う(笑)。
だってハロウィンはドルイドのお祭りで、本来あれは“お盆”なんだよね。
「トリック・オア・トリート」って言葉だって、有名になったのは1953年ごろのディズニー映画だったはず。
ケルトの中で、そういう遊びはあったらしいんだけどね。
ドナルドダックの甥っ子のヒューイ・デューイ・ルーイ。
あの三人が、お菓子をもらいに行ってイタズラをするお話を「トリック・オア・トリート」というタイトルにしたんだって。
それがアメリカの映画館で大ヒットしたんで、「トリック・オア・トリート」という言い方がメガヒットしたらしいんだ。
ディズニーの影響力って、確かにすごいよね。
まぁ、こういう説明も、もうどこかの番組でやってるんだけどね(笑)。