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「会話で上手な返しができるようになるには?」
私は会話が終わったあと、「あぁ、さっきの会話で、もっとこう言っておけばもっと受けたのに」 とか「もっと分かりやすく説明できたのに」ということが多いのですが、その場でよりいい返しができるようになるには、どうすればいいのでしょうか?
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みなさんもあると思うんです。
終わったあとで、「こういうふうに言い返せばよかった」とか、夜寝るときに、「こういうふうに言い返してやればよかった」というのはよくあるんですけど。
で、この人みたいに、切り返しがやりたいって人は、まあ 島田紳助 的な考えかたがいいんですね。
島田紳助は昔から何か人に言われて返す時に、返事を10種類考えて、その中から最適なものを選んだと。
僕、このことを何回もこのニコ生で話しました。
なのでそれを可能にするためには、いつも後悔するたびに考えて終わりにするんじゃなくて、ぜんぶメモをするのが大事です。
そういうノートを膨大に作っていくと、返しができるっていうのが 島田紳助 的なやり方です。
そうすると論争みたいに「こう言った、ああ言った、こっちで揚げ足取って、こういうふうに返した」っていうのを素早くやりたい場合は、ピンポンのような速度が必要ですし、相手に対してスマッシュとかレシーブとか、変化球返すのも必要なんです。
だけど、だいたい普通の人間の会話のペースっていうのはせいぜいテニスだと思うんですよね。
島田紳助 的なノートを取るっていうのは。
ふりかぶって、投げて、ストライクか、ボールか判定があって、キャッチャーからボールが返ってきてまた投げるっていう、すごいゆっくりのタイプの人もいるじゃないですか。
そういう人は、紳助ノートみたいなものを作ってもあまり意味がないと思うんです。
たとえば『赤毛のアン』というアニメにはマシュウというアンの引き取り先のおじいさんが出てくるんですけど、マシュウは何か言われるたびに「そうさのう」っていうふうに答えて、「そうさのう」と言ったまま、そのままなにも言わない時があるんですね。
ま、蛭子さん的なものなんですけど。
そういうふうにキャラを作ってしまうというのもアリだと思います。
だから、よりよい返しをするという方法もあるんですけど、そうじゃなくて自分の定番の返しをする。
「いやー、それはやだなぁ」とか「あー、それステキ」でもなんでもいいんですけど、そういうふうな定番の返しというのを考えるのも手だと思います。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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